京都で西日本の小水力協議会の交流集会とシンポがあり、神戸経由で行ってきました。バスの窓から綺麗なピンクの木蓮をパチリ!お寺の鐘とツインで風情があります。窓ガラスが写ってしまい、ちょっと残念・・・。
エネルギーのことで毎日突っ走っている感じなので、たまには旅行で気分転換!といきたいところですが、やはり行き先はエネルギーシンポジウム。
7月から自然エネルギーにより発電した電気は固定価格で20年間買い取ってもらえるということで、メガソーラーや風力に進出する企業もどっと増える見込みです。ポテンシャルが比較的少ない小水力は穴場、地元企業や自治体、住民が主体になって作れるチャンスです。そのほうがずっと地域の経済効果が高いのですよ。お金の流れを変えないことには、世の中は変わりません。
原発事故が起こってしまった今は、経済をさて置いても社会が変わって欲しいのだけれど、やはり「原発再稼働しなければ経済は立ち行かず、日本は集団自殺するようなものだ」と地元の仙谷さんが言ったそうです・・・。政治は「利害関係の調整」「妥協の産物」なのか、はたまた「理想への猛進」か。猛進すれば摩擦が生じ、結局あともどりするということでしょうか・・・。
とにかく、考える市民が増えることが大切ですね。関電管内でこの夏電力不足になる時間はわずか58時間だそうですよ。「電気が足りないから真っ暗になる」のではなく、やる気になれば10日間ほどの工場の輪番制や節電で乗り切れるのではないでしょうか。