まず僕の立場を表明しておく。僕はリベラルで反安倍である。
だからこの前の参院選では立憲民主党に入れた。
歴史認識でも保守派みたいに戦前の日本は肯定しないし、日韓併合についても韓国に同情的だ。
だから「反韓」でも「嫌韓」でもない。右派の同胞に対する「反日」というレッテル貼りも大嫌いだ。
僕は金正恩、習近平、プーチン、エルドアン、トランプなどの独裁者も大嫌いだ。
そんな僕でも今回のムン・ジェイン政権のホワイト国外しに対するヒステリックな対応には反感を覚える。
元々、日本政府も徴用工問題に対する報復なのだから、まっすぐそれを言えばいい。
今までムン政権は竹島問題にしろ、慰安婦問題にしろ、レーザー照射問題にしろ、徴用工問題にしろ、日本政府がどんなに話し合いに持ち込もうとしても無視を決め込んだ。
無視という攻勢を仕掛けてたというべきか。
そんならそれもよし。ムン政権の考え方なんやから。
しかし逆に日本政府がホワイト国外しという逆襲に出たら、国民を扇動して反撃に出た。
自分の国が不利になるとなったら、ヒステリックな反応。
今までの対応だったら無視ではないのか。反撃されたら無視ではなくあの反応。ある意味、滑稽である。
多分、安倍政権は予想以上の効果にほくそえんでいることだろう。
ムン政権いうのは、我々の学生時代の全共闘と変わらんな。
学生運動がそのまま政権に就いたみたいなものかな。
これが僕の今回の日韓問題の感想だ。
そう言えば、日本の野党のこの問題に対する見解を聞いたことがない。
各党は談話を出してほしい。