ラグビー全国大学選手権で天理大が55-28で早稲田大を破り、関西勢としては36年ぶりに優勝した。
天理大は初優勝。
関西勢の優勝は、あの故平尾誠二、大八木淳史を擁した僕の母校同志社大学が3連覇して以来の快挙だ。
天理大の監督は同志社3連覇の時の1回生だったそうだ。
そういう訳で、学生時代のスポーツのアレコレを思い出した。
僕は体育の授業でソフトボールを取ったが、その時の先生が渡辺博之同志社大野球部監督だった。
この人、凄い人で戦後、阪神タイガースの選手として、打点王も取ったことがある名選手だった。
同志社の監督としては、大学日本一になっている。
田尾安志も育てている。
ある授業の時、僕はセンターオーバーの特大ホームランを打った。
こりゃ野球部がスカウトに来るなと待ったが、来なかった。
英語の授業の時、隣に大男がいた。
相撲部の学生だった。
彼が「僕、英語全く分からないので教えて」とニコニコ笑いながら言う。
それで仲良くなった。
僕は体は大きくないが、子供の時から相撲は強かった。
一応、柔道は初段だし。
ある日、彼に相撲の挑戦をした。
岩のような彼に思いっ切りぶつかっていったが、ピクリとも動かなかった。
ホンモノは違うなと呆れた。
そんな学生相撲に同志社から服部祐兒という超怪物が現れた。
学生横綱2回、アマチュア横綱2回、主要タイトル17個を獲得した。
"アマチュア相撲最強"の称号を引っ提げて、鳴り物入りで角界入りした。
僕はすぐに横綱間違いなしと期待した。
しかし藤ノ川は前頭3枚目が最高位で間もなく引退した。
上には上がある。
父親が僕の高校の10年後輩の大関・貴景勝は、横綱狙いの場所で2連敗スタート。
前途多難!