全豪オープン準決勝がメルボルンで行われ、世界ランク3位の大坂なおみ(23=写真㊤)が同11位のセレナ・ウィリアムズ(39=アメリカ=同㊦)を6-3、6-4のストレートで破り、決勝進出を果たした。
この試合は事実上の決勝戦と言っても過言ではない。
メルボルンのロックダウンも解け、観衆も入っている。
第1セットの大坂は、出だしは硬く第1ゲームをブレークされる。
どうなることかと思ったが、大坂は第4ゲームでブレークバックすると、第6ゲームもブレークした。
5ゲーム連取した大坂は、第1セットを6-3で奪った。
第2セットに入っても、大坂の勢いは続く。
第1ゲームをブレークする。
その後はお互い、サービスゲームをキープ。
しかし大坂は第8ゲームを落とし4-4と追い付かれる。
手に汗を握る激闘だ。
だが、大坂はすぐに第9ゲームをブレーク。
最後はラブゲームでセレナを突き放した。
6-4の快勝だった。
新旧女王対決は大坂の圧勝だった。
決勝は世界ランク24位のブレイディ(25=アメリカ)と同27位ムチョバ(24=チェコ)の勝者と20日に戦う。
2度目の全豪女王へ視界良好だ!
セレナは4大大会23回優勝のレジェンドで、コート夫人の24回優勝に迫っている。
大坂とはこれまで1勝2敗だった。
しかし、今日の大坂の圧勝劇は新旧交代を強く印象づけた。
決勝の相手はムチョバを2-1で破った世界ランク24位のブレイディ(25=アメリカ)に決まった。
20日17時25分からNHK総合で中継する。