天涯孤独男のつぶやき!

もうこの歳になると怖いモノはない。何でも好き勝手書かせてもらいます。多少辛口になります。ジャンルは世の中のことすべて。

最後に"麒麟がくる"の意味が分かった!

2021-02-08 11:40:44 | 日記
昨日は朝から「麒麟がくる」の最終回を見るためにソワソワしていた。
歳を取ると子供に戻ると言うが、子供の頃、「月光仮面」や「怪傑ハリマオ」の最終回にワクワクしたことを思い出した。
散歩の時間を早め、競馬のメーンまでに帰ってきた。
それから、戸締まり、風呂の準備、食事の準備全て終え、5時45分にテレビの前にビール🍺を持って座った。

いよいよ始まった。
光秀がとうとう決起した。
光秀軍が本能寺へ押し寄せる。

信長が襲撃に気付く。
光秀の謀反と分かると「是非もない」と吐き捨てる。
信長、観念したか。
何か悟り切ったように、楽しそうに?戦い自害する。
死に顔は呆けたようだった。
それから、何か新たな仕掛けがあるかと思ったが、光秀が中国大返しを成功させた秀吉に敗れたことを、ナレーションで伝えた。
そして3年後になった。
何の新たな解釈も仕掛けもなかった。
僕はガックリした。
どっと疲れた。
ズル賢い秀吉が、信長と光秀が争った漁夫の利を得て天下人になった。
一番の悪(わる)は秀吉だった。
では麒麟はきたのか?
どうやら、この物語は信長、光秀、二人だけの愛憎劇だったようだ。
光秀は信長が麒麟を呼ぶ人間として見込み、期待して尽くしてきた。
しかし、信長はとんでもない制御不能の怪物になってしまった。
今、流行りの鬼滅で言えば鬼だ。
この鬼を育てたのは自分だと悟った光秀は「鬼退治」に本能寺へ出陣した。
そこで、見事、本懐を遂げる。
これで、この物語は完結したのだ。
そういうことだったのか。
その前に麒麟を呼ぶのは家康に託していたな。
なるほど納得した。
ちょっと無理がある気はするが、作者の意図は分かった。
その後、僕の心身に異変が起こった。
無性に虚しく、体がダルくなった。
そのまま寝たが、今も何だかダルい。
まさか、麒麟ロスでもあるまいが。