ミャンマーの国軍が選挙結果を認めず、アウンサンスーチー国家顧問や大統領、党幹部などを拘束した。
軍によるクーデターだ。
昨年11月にあった総選挙で与党の国民民主連盟(NLD)が8割以上の議席を獲得した。
これに対し、旧軍事政権の流れをくむ野党が大敗したため、国軍は選挙に不正があったと騒ぎ立てていた。
今日から議会が開会することになっていたが、国軍がクーデターを決行した。
またミャンマーの民主主義は後退するのか。
選挙結果を「不正だ。不正だ」と言って認めなかったのはトランプも同じ。
挙げ句の果て、支持者を煽動し議会に乱入させた。
ミャンマー国軍と同じメンタリティーだ。
しかしアメリカ民主主義は堅固だった。
軍は1ミリも動かなかった。
トランプみたいな輩は民主主義の敵だ。
弾劾されて然るべきだが、共和党上院はトランプが獲得した7400万票がほしくて、弾劾を阻止する構えだ。
しかも共和党下院のトップはわざわざトランプを訪ね、来年の中間選挙への協力を要請、トランプも快諾している。
なんと情けないことか。
民主主義の破壊者と手が切れないとは。
共和党が健全な民主主義政党に戻るためには、即刻トランプと手を切るべきだ。
他国のことながら、一言言いたくなった。