(大谷、スライディングで足元をすくわれて交代)
対ホワイトソックス第4戦の大谷は「2番・投手」出場だった。
打者としては、1回の第1打席で大ホームランをかっ飛ばし、度肝を抜いた。
第2打席は強烈なセンターライナー。
第3打席はシフトに掛かるいい当たりのショートゴロ。
3打数1安打1本塁打1打点だった。
(苦悶の表情の大谷)
投手としても、好投し4回まで1安打6三振3四球、無失点と完璧に抑えた。
最速の162.3キロは今シーズン、メジャー最速だった。
エンジェルスは2点を追加し、3-0で大谷は勝利投手の権利がかかる5回表を迎える。
そこからが、好事魔多し!
大谷は勝ちを意識したか、ツーアウト満塁で暴投し1失点。
さらに三振を取って終わりと思ったら、キャッチャーが後逸。
振り逃げになり、キャッチャーの1塁悪送球、エラーの間に2者生還。
同点に追い付かれた。
さらに、大谷は本塁ベースカバーの際にスライディングを受け転倒、交代した。
踏んだり蹴ったりだ。
幸い怪我はないようだ。
投手として初登板の成績は、4回2/3、92球2安打7三振5四球3失点だった。
5回は不運だったが、ピッチャーとしても十分合格点を与えられる。
次の登板に期待しよう。
なおエンジェルスは7-4でサヨナラ勝ちした。