IOCのコーツ委員長が「緊急事態宣言下でも五輪は開催する」と日本人の神経を逆撫でする発言をした。
バッハ会長も「緊急事態宣言と五輪は関係ない」と発言し、日本人を怒らせた。
要するに日本がどんなコロナの状況であっても、五輪は強行するということだ。
一方、五輪開催の是非を問う世論調査では、どの社も70～80％の日本国民が五輪中止ないし延期を望んでいると報道している。
そこで日本のマスコミだが、表だって五輪反対の社説や論説を掲げる新聞、テレビはない。
これだけ国民の声が中止、反対しているのに何故か？
読売、朝日、毎日、産経、日経など大手マスコミは全て五輪協賛スポンサーに名を連ねているのだ。
だから、ニューヨークタイムズ、ワシントンポストが五輪中止の論を張ったと報道しても、自社の主張がないのだ。
要するに日本のマスコミはバッハ一派なのだ。
マスコミの片隅にいた人間として、僕はネット族が平気で「マスゴミ」という言葉を使うのが大嫌いだった。
しかし、こと五輪に関しては日本のマスコミはまさに「マスゴミ」だ。
そうじゃないと言うなら、社説で堂々と五輪に対する態度を明確に表明しろ！