王座戦挑戦者決定戦が大阪・関西将棋会館で指され、藤井七冠(21)が159手で豊島将之九段(33)に勝利し、秋に永瀬拓矢王座(30)に挑戦する。
藤井七冠と豊島九段の一戦は、終盤目まぐるしい攻め合いとなり、どちらが勝つか分からない展開となった。
しかし、1分将棋を藤井七冠が攻め切り、豊島九段が投了した。
藤井七冠は現在、王位戦で3連勝しており、あと一局勝つと防衛。
その後、秋に永瀬王座に勝利すると、前人未到の八冠全冠制覇となる。
視界は良好だ。
豊島九段と藤井七冠は、かつて初対局から豊島九段が6連勝して、藤井七冠の唯一の苦手と言われた。
その後、藤井七冠が盛り返し、藤井七冠の22勝11敗となった。
現在は藤井七冠が9連勝中。
21年には豊島九段から叡王位、竜王を立て続けに奪い、豊島九段は無冠となった。