レッズのバウアーと熾烈なサイ・ヤング賞争いを繰り広げているダルビッシュ有(34)。
今日のホワイトソックス戦が最後の登板。
バウアーに防御率と奪三振で劣るダルは8勝目を挙げ、日本人初の最多勝を決め、記者投票のサイ・ヤング賞も獲得したいところだ。
それには、完封勝利が一番だが、今日のダルはそれに近い完璧な投球を見せた。
バッタバッタと三振は奪えなかったものの、ダルは7回を投げ94球3安打5三振1四球0失点だった。
打線も強力に援護してくれ、10－0で勝ち、ダルに8勝目をもたらした。
これで今季のダルは12試合8勝3敗、防御率2.01、93奪三振。
8勝は多分、単独トップだろう。
防御率2.01はリーグ２位、93奪三振はリーグ3位だ。
ライバルのバウアーは中3日でもう1試合投げ、6勝目を目指すという。
いずれにしろ、やることはやり切ったダル。
気持ちよくポストシーズンに向かい、今度は世界一を目指す。
対照的なのが大谷翔平(26)。
ポストシーズン進出には1つも負けられないドジャース戦の9回、5－9と負けてるとこに代打出場。
見逃しの三振だった。
今季の大谷を象徴するようなシーンだった。
これで2試合残すが、エンジェルスの今季は終わった。
大谷は打率.193の7本塁打の低調な成績だった。
投手としても期待されたが、2試合投げて肘を痛めて1敗。
本人もこんな不本意な成績になるとは夢にも思わなかっただろう。
今まで素質だけでやってきたようなところがあった大谷だけに、いい勉強になっただろう。
来季は頑張ってや翔平くん。
応援してまっせ！
