誉れ

「オール電化にしたい!」との事で伺った先は、
去年、Ｔ植君・Ｋ澄さんが介護保険で住宅改修を依頼されたお宅です。
そこにはブログのネタが１枚、（笑）

　　　
　　裏玄関に取り付けた手摺

　裏玄関と外の中間に置かれた石、スペース的にスロープは不可、
この２，３段を登る為に段違いで手摺りを取り付けました。
ステンレスの手摺りはどのような形でも長さでも『特注』がキクのですが
費用と納期を考えるなら既製品を使用した方がよいのは当たり前っす。
（これは目にする機会も多いと思われる手摺りを流用しました。さて、何でしょう？）

　用途が異なる手摺りを上手く流用し、
架台と石との接続部は角がないよう丸く仕上げました。
（施工中のＴ植君のアイディアで急遽、変更しました）
お陰様で、お客様から「使い勝手の良い手摺」と
伺った当日もお褒めの言葉を頂きました。

　和田設備では介護の住宅改修工事もさせていただいておりますが、
障害の程度は人それぞれ、メーカーの工事図面や標準寸法なんて
アテにはならない事の方が多いです。
施工後には、「これで良かったのかな？」なんて考える事もありますが
「１人で風呂に入れるようになった」、
「移動するのに便利だ」なんて声を頂戴すると設計や施工に苦労した事なんて吹き飛んでしまいます。

　更に今回は、工事中に施工者からの意見で工夫・変更（でも料金そのまま（笑））を取り入れた手摺りを褒めていただいたので
社長として尚更（図面があっても工事中に自らお客様の事を考え、提案してくれた事も）嬉しかったです。



　あっ！
Ｋ澄さんのトイレ手摺は、付けた当日から喜んでいただきましたよ。