10月27日は10月最終週の日曜日。
既に国内ではプロ野球日本シリーズ、米国ではワールドシリーズが行われています。
どちらも2戦を終えたところでソフトバンク、ドジャースがリードか。
いずれのシリーズが完結するまで日々の話題はこれで持ちきりといえます。
こうした中、県1年生大会は着々と進んでおり、この日でベスト4が出揃いました。
本日、敦賀工との2回戦に挑んだ本校は8回コールドで勝利し、準決勝進出を決めました。
また、その他の試合では福井商、敦賀気比、工大福井が勝利して勝ち上がりました。
1回戦の羽水戦から3週間が経過。
その間、校内学力試験や学校行事などもあり、しばらくは実践から遠のきました。
この日は、実践感覚が遠のいたまま迎えた試合でしたが、それを思わせない試合ぶりでした。
この日、圧巻だったのは3本の長打。
その内の2本は、レフト柵越えを彷彿させる程のきれいな放物線を描きました。
また、ホームで間一髪アウトになりましたが、センター越えの1本も見事でした。
守備面では、レギュラーチームでもスタメンをはっているセンターラインが中心となっていいリズムを作り出しました。
羽水戦でもそうでしたが、失策してもそこから大きな傷口を広げることなく、最小のダメージで切り抜ける事が出来ており、春先から比べて守備力がレベルアップしたのが大きく見て分かります。
そして何よりも勝ち星を挙げる原動力となっているのが投手陣。
この日も4人がマウンドにあがりましたが、それぞれがいい働きをしました。
特に3番手でマウンドに上った子は、伸びのある速球を武器に主軸から三振の山を築きました。
今後、強豪校と渡り合う上で見映え負けしない1人です。
次回も大いに期待します。
終わってみれば大量点を奪っての勝利。
ただし、進塁しなくてもよい場面や、逆に進塁しなければならない場面で狙わなかった場面が見受けられました。
そこには、ランナーコーチの判断力と指示力が重要になってきます。
均衡した場面では1点が重く圧し掛かってくるので、その1点を奪う上でランナーコーチの見えない活躍が求められます。
この日で4強が出揃い、その組み合わせも決まりました。
本校は福井商との対戦が決まり、村瀬杯福井県選抜で一緒した2人と顔合わせです。
聞く話によれば2人とも主軸をはっているとの事なので楽しみであります。
チームの勝負は第一ですが、それと同様に個々の実力も思う存分に魅せつけてもらえたらと思います。