蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

練習試合@雲浜―2016.6.25―

2016-06-25 23:00:44 | 2016年学童野球
この日は、若狭小浜と雲浜と練習試合を行う予定でしたが、急きょ雲浜との練習試合だけに変更となりました。ホームグラウンドへ招いての試合結果は2戦全勝。雲浜には、先々週のJA若狭杯に引き続き勝ち星を挙げる事ができました。1試合目は、序盤からホームランやヒットと相手エラーでリードする展開となりました。守りでは、得点圏にランナーを背負う場面もありましたが、味方野手の好プレーから得点を許しませんでした。最終回にソロホームランを浴びましたが、1試合目は6対1で勝利。

続く2試合目も、初回から先制する滑り出しとなりました。ヒットエンドランやツーランスクイズなど細かな戦術から得点を重ねていきました。目立ったミスが無かったので、合格点を挙げたいところですが、子供達への要求はもっと先にあります。また、試合の終盤での選手交代のとおり、まだまだ競い合ってもらわなければなりません。継投策で乗り切ったこの試合も6対0で勝利。次週のライオンズ杯に向けて、その勢いを上手に繋げた試合だったのでしょうか。

【4枚看板のみせどころ】
この日は、正捕手を立てずにして2試合14イニングを1失点に抑え込みました。1試合目先発の蒼空(6年)と2試合目先発の瑞生(6年)は5イニングを投げ、共に無失点に抑えました。2人共、コントロールが定まったいいピッチングでした。また、1試合目で抑えとして登場した星輝(6年)が速球でねじ伏せるピッチングを見せてくれました。そして、2試合目に抑えとして登板した睦生(6年)も打たせて捕るピッチングで安定感を見せました。これからの大会は、1日あたり2試合を余儀なくされます。今期のセールスポイントである4枚看板をぶらさげ、真価が問われる夏場の大会に挑みたいと思います。

【今日のMVP】
センターを守る蒼空(5年)が、守備範囲の広さを見せてくれました。左右へ振られた打球の反応はもちろん、この日はセカンドベース裏に上がった打球まで捕りまくりました。今日まで試合に出ずっぱりなのは、5人の6年生と5年生の蒼空だけです。6年生に囲まれた打順や守備位置ですが、その存在をしっかりと見せています。早くから頭角を現した5年生の筆頭として、6年生に重圧を掛けてほしいと思います。

【練習の足りなさ】
公式戦や練習試合続きで、まともに練習ができていないのが実情です。勝利という結果で、それらが水面下のままになっていますが、いつなんどきに表に現れるか分かりません。6年生達は心身の成長が著しく、野球に関しても日々成長しているのが現状ですが、正直それぞれに補ってほしい部分はあります。以前にも言いましたが、個々の成長がチームの成長です。どのチームも夏場に掛けて実力が急成長します。何が何でも負かされないようにしたいところです。

雲浜のみなさん、本日の練習試合ありがとうございました。
今後も交流をお願いします。

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練習試合@粟野&東藤島―2016.6.19―

2016-06-20 05:47:14 | 2016年学童野球
今日は、ホームグラウンドで敦賀市・粟野と福井市・東藤島の3チームで練習試合を行いました。粟野との試合は、初回のツーベースヒットからのホームランで2点を先制。4回には、満塁の場面でスリーベースヒットが飛び出して更に点差を広げました。ソロホームランやエラーから3点を奪われましたが、こちらも相手のミスから得点を重ね1試合目は8対3で勝利しました。

午後からの東藤島戦は、小雨が降る中での試合になりました。失点のほとんどがフォアボールで背負ったランナーをワイルドピッチやタイムリーヒットで返された試合でした。このような展開もあって、4回を終えたところで1対7のビハインドゲーム。諦めムードも漂っていましたが、ここから粘りを見せました。5回に満塁ホームランを含む攻撃で一挙7点を追加。この試合は、3人の継投で乗り切り10対8で勝利する結果となりました。

【新たな目標を掲げて】
この日の試合も全勝しました。調子のいい子がいればそうでない子もいる中で、それぞれが自身の役割を果たしているのが、その最もな理由です。当然、大飯郡支部を紙一重で勝ち上がった訳ですから、正直実力だけで勝ち得た県大会とは思っていません。確かな目標を掲げて、残り少ない活動期間を充実したものにしたいと思います。

【打のイメージの背景には】
東藤島戦、5点を追いかける場面で六番・亘佑(6年)が見事な満塁ホームランを打ちました。放たれたライナー性の打球は、深々と守るセンターの守備を越えて行きました。また、この試合の序盤では五番・瑞生(6年)のレフト越えのスリーベースヒットからも得点を入れました。得点チャンスで期待に応えてくれるバッターが何人もいるのが今年の特徴です。マリナーズに【打】のイメージがある背景には、切れ目のない打線があると言えるようです。

【県レベルには程遠いプレーの数々】
攻撃面では、牽制球でアウトになったりバントやヒットエンドランが成功しなかった場面がしばしばありました。また、守備面では消極的な気持ちから打球に追いつけなかったり、度重なるワイルドピッチやパスボールからも失点を重ねました。数少ない練習で精度のあるプレーができるよう、しっかりと鍛え上げたいと思います。

【現在の結果があるのは】
間違いなく子供達自身の実力であります。県大会4強やJA杯での優勝、子供達が浮かれ上がるのは仕方がないことです。そんな中、指導者をはじめとする大人が現況を勘違いし始めているのも事実であります。我々は、大飯や高浜、そして青郷のような歴史ある常勝チームでもありません。もう一度、10人や11人で野球をしていた弱小チームの頃を思い出し、子供達一人ひとりにその想いをしっかりと伝えてやる事が大切なように思います。所詮、背伸びをしてもマリナーズはマリナーズ。強い時期の子供たちも弱い時期も子供達も、何一つとして変わらないマリナーズの団員です。どうやら、現在の大人達一人ひとりが自問自答をしなければならないようです。

粟野及び東藤島のみなさん、本日の練習試合ありがとうございました。
今後も交流をお願いします。


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第13回JA若狭杯争奪学童野球大会 最終日

2016-06-12 22:53:58 | 2016年学童野球
第13回JA若狭杯争奪学童野球大会の最終日。この日は、準決勝及び決勝に挑みました。準決勝の相手は雲浜(小浜市)。初回からスリーランホームランで先制する絶好の滑り出しとなりましたが、中盤にツーランホームランを浴びて1点差に詰め寄られました。初回以降、三者凡退が続いて追加点が望めない状況でしたが、4回にタイムリーヒットが飛び出すと5回以降はホームランやヒットから追加点を重ねました。最終回、バッテリーのミスから追い上げをされましたが、なんとか8対5で勝利でき、初の決勝戦進出を果たしました。

続く大飯との決勝戦は、初回にノーヒットから先制点を許す展開になりました。そんな状況でしたが、2巡目を迎えたクリーンナップが黙ってはいませんでした。二者連続のソロホームランが飛び出し一気に逆転。この後も、4本のホームランから徐々に点差を広げました。終盤で連打を浴びて2点を返されましたが、継投策で乗り切って7対3で勝利。13回目の大会で初優勝に輝きました。

【これからは追われる立場】
13回目にしてようやくJA杯を獲得しました。全員野球で勝ち得た初優勝。それぞれに良いところもあればそうでないところもあり、それをみんなでカバーし合って勝ち取った栄冠でした。県大会という大舞台の経験が、それぞれを一回り成長させた結果です。
―これからは追われる立場―
驕(おご)れる事なく、成長を繰り返したいと思います。

【外野陣は若狭地区で1番】
今年の特徴の1つが首記の通りです。この日は、雲浜戦でピンチを脱したこはる(6年)の守備や決勝の大飯戦で右中間を破られたホームラン性の打球を追いかけ、スリーベースヒットに取り押さえた蒼空(5年)の守備は見事でした。今大会には、亘佑(6年)の見せ場はありませんでしたが、外野の守備力は若狭地区で1番である自信があります。ピッチャー陣が安心できる背景には、この3人の守備力である事を知らされた大会でした。

【ピンチを脱したプレー】
準決勝の雲浜戦、ファーストの彩音(6年)とサードの睦生(6年)が素晴らしいダブルプレーを演出しました。ランナー1塁の場面でショートゴロに打ち取って1塁へ送球した場面でしたが、隙を突いた走者が三塁を狙って走りました。ショートからの送球を受け取った彩音(6年)の迅速かつ正確な送球と、それを受けた睦生(6年)の見事なグラブさばきからダブルプレーを奪ってみせました。均衡した試合だっただけに重みのあるプレーでした。

【上位も下位も無い打線】
昨今の3試合は、下位打線からの出塁からも得点を奪いました。この日の準決勝は、悠矢(6年)のバットから追加点を広げ、5回は先頭バッターとしてヒットで出塁すると、続くホームランから得点。6回には、ヒットで出塁したこはる(6年)を彩音(6年)が送りバントで進塁。すると、続く悠矢(6年)がレフト前にタイムリーヒットを放って、貴重な追加点を挙げました。どこかれでも得点を奪えるのは確かな強み。県大会を舞台にしても通用するよう期待します。

【打の印象】
今大会は、蒼空(6年)が4本、星輝(6年)が3本、亘佑(6年)が2本、睦生(6年)こはる(6年)蒼空(5年)がそれぞれ1本ずつホームランを打ちました。特に決勝の大飯戦では6本のホームランが飛び出すなど、派手な奪い方をした試合でした。その反面、スクイズやヒットエンドランなど細かな失敗が気になった大会でもあり、上位大会を目指すには精度の向上を要求される事も納得した大会でした。

【3枚看板】
初戦の口名田戦と準決勝の雲浜戦は、蒼空(6年)から星輝(6年)の継投、決勝の大飯戦は、瑞生(6年)から星輝(6年)への継投で乗り切りました。3人とも違ったタイプですが、それぞれにそれぞれの課題が見つかった大会でした。1日に2試合をこなすトーナメント戦を勝ち抜く為にも、更なる成長を期待します。

母親間の話題にも挙がっていたようですが、成和球場での試合は今回で最後となりました。ここは、思い出深い球場だったようにも記憶しています。同学年の中でも、出世頭だった瑞生と星輝が挑んだ当時4年生の春の県大予選。昨年のJA杯準決勝、1対6で迎えた最終回で放った当時5年生だった蒼空のホームラン。そして、今年の春に行われた最後の最後まで勝負が分からなかった県大予選の大飯戦。全てが記憶として鮮明に残っています。
これからも一つずつ終わりを告げていく6年生達の学童野球ですが、その姿にしっかりと目をやりたいと思います。

                   おわり

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第13回JA若狭杯争奪学童野球大会 第1日目

2016-06-11 22:30:15 | 2016年学童野球
この日は、おおい町で開催された第13回JA若狭杯争奪学童野球大会の初戦に挑みました。小浜市の数チームは運動会と重なった事もあって不参加でしたが、若狭町以西の市町村から11チームの出場がありました。

マリナーズは2回戦から登場。今富に勝利して勝ち上がった口名田がその相手となりました。2回表、スリーベースヒットからのヒットエンドランで1点を先取。しかしその裏、ランナーを背負う場面でツーランホームランを浴びて逆転を許しました。3回は、上位打線に巡る好打順でしたが三者凡退。そんな劣勢の中、中盤の4回にスリーランホームランが飛び出して逆転。

この後も3本のホームランなどから追加点を重ね、終盤に差し掛かったところでようやく試合の流れを掴み取る事ができました。結局、4回に3点を奪うと、5回に4点、そして6回に一挙7点を奪って15対2で6回コールド勝ちする結果となりました。

【試合の流れを引き寄せた一振り】
4回まで上位打線が沈黙する中、こはる(6年)の一振りがチームに活気を取り戻しました。4回の攻撃、2人のランナーを置いた場面で振り抜いた打球はライトの守備を大きく越すスリーランホームラン。力強い打球が彼女の長所です。クリーンナップが打てなくても、こはる(6年)が後ろにいてくれる安心感を持ち続けたいと思います。

【安定した守備力】
県大会に続き、この日もサードの睦生(6年)が安定した守備を魅せました。また、キャッチャーの星輝(6年)も盗塁を阻止する送球を魅せました。比較的、安定した守備力が今年の特徴であります。明日は力強い打球が飛び交うかもしれませんが、堅守から試合の流れを引き寄せたいところです。

【好走からの得点】
2塁ランナーの亘佑(6年)がセカンドゴロの間に一気に生還しました。プレーの一部始終は見ていませんでしたが、相手守備がもたつくのを見て一瞬の判断で決めたプレーだったように思います。数少ない好走から得た貴重な得点場面でありました。

【これから要求されるもの】
セカンドからサード、ファーストからセカンドへ走られた場面で内野陣が送球しましたが、いずれも間に合わずセーフとなりました。これは、塁間をノーバウンドで正確に投げられなければ、アウトにする事は不可能です。前進守備からアウトにできないのも、こういった理由から。今に始まった訳ではありませんが、今後の課題の一つと言えるようです。

明日に勝ち残ったのは、雲浜(小浜市)、大飯(おおい町)、名田庄(おおい町)そして若狭和田の4チームです。我々の準決勝の相手は雲浜。雲浜とは、新チーム結成直後に一度だけ練習試合をしましたが結果は引き分け。
打撃好調のチームを相手に、正々堂々と挑みたいと思います。
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練習日記@2016.6.9

2016-06-09 22:44:26 | 2016年学童野球
夏の全国高校総体の秋田県予選男子バスケットボールの決勝が7日に行われ、大会48連覇を狙った能代工が68―100で平成に敗れインターハイ出場を逃しました。能代工と言えば、誰もが知る高校バスケット界の名門。伝統の走るバスケをもう一度磨き直して、名門の復活を期待したいところです。

さて、この日は朝から湿気を体感した1日でした。4日に近畿地区の梅雨入りも発表され、しばらくは流れ落ちる汗が気になりそうです。この日の欠席者は5年生の6名。明後日に控えたJA若狭杯に向け夜間練習は行われました。いつも通り練習始めには素振りを100本。ヒットを量産する為にも必須のメニューであります。ただ振るのではなく、投球イメージを持ちながら振る事が大事です。このチームの凡退のほとんんどは単純な内野ゴロです。右バッターも左バッターも引っ掛けた形で引っ張る打球が多く、修正する必要は大いにあります。

JA若狭杯は、4試合を戦った県大会に比べるとレベルが落ちるのが正直なところです。盗塁は当たり前のようにできます。もちろん三盗も可能です。そんな中、県大会での経験を今大会でどのように活かせるかがポイントとなります。油断や慢心とは全く別物。自分の役割や自分の実力をしっかりと、その試合に見せつけられる事が大事になります。練習最後の円陣で、監督から「毎日素振りをしている人は?」と質問がありました。8割の子が挙手をしていましたが、週末のJA杯で結果が付いてくるとは思いません。これは、数か月後の試合ではじめて結果として現れるものです。我慢強く、その時までしっかりと続けてくれる事を望みます。

ローカル大会では、昨年及び一昨年の春県大会で4強入りした三方レイカーズや口名田フェニックスのように堂々とした試合をしてもらいます。そして、驕(おご)れる事なく一回り成長して帰ってきた事を応援してくれる保護者へしっかりと魅せほしいと思います。



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