一昨日の順延を経て1年生大会の最終日が行われました。
本校は福井商を相手に3対8の大敗。
決勝戦は工大福井が6対5で福井商を下して優勝を遂げました。
本校の戦績は準決勝進出というよりは、公立校を相手に2勝1敗と表現した方が正しいのかもしれません。
この日は、確かな実力を有した相手。
これまでは打ち頃な投手や凡打を築き上げてくれた打者が相手でしたが、この日は違いました。
1つのエラーを皮切りにミスを連発し、大量得点を献上しました。
また、速球に手が出ない打線。
何人いようが一向に安定しない投手陣。
現状を浮き彫りにさせられました。
高1のこの時期、投手としては最低でも125km/hの球速はいりますが、残念ながらそれを満たす子はせいぜい1人か2人です。
中学野球ならまだしも、高校野球ともなればスローボールを基軸とした駆け引きの投球術では通用しません。
理想は三振が奪える投球。
1年生の中にも良いストレートを投ずる子はいるのでそれに磨きを掛け、そして頭角を現して欲しいです。
打撃は水物とは言いますが、打ち取られたとても快音だけは残しておきたいもの。
今大会3試合を通じ、アピール出来た子がいました。
こうした中、1年生達にとっては緊張感と重圧を経験できた貴重な大会でした。
これを実力に変える事が出来た子、そうでなかった子。
これも見て分かりました。
先にも述べたとおり、令和6年度1年生大会の結果は2勝1敗。
正直、実力校の足元に及ばないとは思わないので、まずは足元を見据えて精進していってほしいと思います。
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