思いつくままに

ゆく河の流れの淀みに浮かぶ「うたかた」としての生命体、
その1つに映り込んだ世界の断片を思いつくままに書きたい。

デービッド・グレーバーの『負債論』について(2)

2018-01-01 12:34:20 | 随想
「むかしむかし物々交換がありました。でも物々交換が成り立つにはとても骨が折れたのです。そこでひとは、お金を発明しました。そこから銀行や信用が発展したのです」この章では、このお話が神話に過ぎないことが明かされる。事実はこの逆であると。そして、このお話はアダム・スミスが経済学を創設する中で生まれたものであることも。 . . . 本文を読む