安保法案に賛成している人たちは、どうも集団的自衛権と自衛権(個別的)をはっきり区別していないように思われる。論理的には、個別的自衛権は集団的自衛権の行使要件を含んでいる。だから、集団的自衛権は必要がない。
集団的自衛権は、日本の平和と安全を守ることが目的ではないからこそ、その必要性の説明もできないまま強行採決が行なわれた。実際は、アメリカからの要求であり、安部首相は、この4月にアメリカ議会でした約束を果たしたのである。 . . . 本文を読む
「集団的自衛権の行使」と、それを法的に支えるための安保法案に関する議論を聞いていると、いくつかの問題が錯綜して論じられているように感じられる。少し整理をして考えてみたいと思う。 . . . 本文を読む