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がん治療とワクチン接種

2021-09-07 19:59:42 | ブログ(健康・美容)
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新型コロナウイルスのワクチン接種率が順調に上がってきています。
副反応が心配でまだ接種をためらっている方は、受けた方がいいと思います。
また、病気加療中でワクチン接種ができるのかどうかわからない方は、面倒がらずに担当医に相談しましょう。

病気加療中のなかには、がん患者さんも多いと思います。
治療で気分が晴れない中、副反応の心配で「受けたくない」と思われるかもしれません。
ほかに「抗がん剤・ホルモン療法・放射線治療・手術などを行っているまたは予定」で、受けない方がいいと思っている方もおられるのではないでしょうか?
専門家によれば
『ワクチン接種をしない方がいい人はほとんどいない』
ということですから、接種を受ける方向で担当医に相談しましょう。

ポイントは
・抗がん剤によって、また吐き気を抑えるためのステロイドなどはワクチン効果が減弱する可能性があります。
・白血球が最も下がるときは接種を避けた方がよいようです。
以上のことから「接種してもよいのか」「どのタイミングでワクチンを接種した方がよいのか」を聞きましょう。

また副反応の発熱・倦怠感は1~2日で治まることが多いようですが
・ワクチン接種は抗がん剤投与日の前後2日ほどは避け、合間で体調の良い日を選ぶ。
・分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬、内服の抗がん剤、ホルモン療法などでは、副作用が起きたときを考え、病院に行く予定の日の直前は避ける。
・手術の予定がある場合は直前の接種は避けた方がよい。
とのことです。