明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

酒のツマミ話(30)先週の土曜日から物欲が止まらない

2021-10-26 12:11:00 | 今日の話題

1、静岡の選挙で自民党が負けたらしい
静岡は8選挙区のうち7つを取る程の保守王国で、自民党楽勝の「予定」だった。岸田首相が2回も応援に来て、万全の態勢で臨んだはずが「やって見たら」まさかの敗退。いよいよ政権交代が始まったか!と野党が色めき立ったのは無理も無い。自民党内部でも岸田首相の指導力に疑問が出始めたというから深刻だ。ところがこれ、毎朝聞いているラジオ番組の「森本毅郎のスタンバイ」の言うことには、静岡で揉めている「リニアと環境破壊」の問題が背景にあるという。と言うのも、リニアのトンネル工事による大井川の湧水減少を訴えている「実力者の川勝知事」が、自民党に反対して「立憲民主の候補者」の応援に回ったらしいのだ。今回の静岡選挙は「自民党 vs 野党連合」と言う構図ではなく、「リニア賛成派と反対派の」戦いだと言うのである。なるほどねぇ。物事は「よーく調べて」から判断しなくちゃいけない、と言う良い見本である。

2、岸田首相が外遊するっておかしくない?
今度の海外への旅行はイギリスで「COP26」に出席する為だから、「外で遊ぶ」んじゃなく「海外出張」とすべきじゃないの?。マスコミが首相をいつまでも明治の元勲扱いして報道するから、こういうおかしな言い回しがまかり通ってしまうのである。時代に合わせて言葉を変えて行くのは、マスコミとして当然だろう。いつまでも昭和の時代を引きずっていては、この先の日本が思いやられるではないか。我々の感覚からすると、外遊って言葉はもう「死語」だと思うんだけどねぇ。

3、秋篠宮もいい加減、娘の結婚式を挙げさせてやれば?
秋篠宮眞子さんが「いわゆる結婚式」を行わないって、ホント?。秋篠宮は自分の大切な娘が結婚するのだから、相手が誰であろうとも「キチンとした結婚式」を挙げさせてやりたい筈である。それを国民が「おめでとう」と両手を上げて祝福してくれるような「状況に無い」とか何とかで、両親・親族・友人一同が出席する「一生に一度の晴れ舞台」を娘から奪ってしまって良いものだろうか。私は、秋篠宮は娘が結婚すると決めた段階で、例え「内うちの会」になったとしても、結婚式は開いてあげるべきだと考える。だってこのままじゃ、余りにも眞子さんがかわいそうじゃ無いですか(珍しくウェットになってるねぇ)。結婚が「両性の意思のみ」によって成立するとは言っても、祝福に包まれた門出を望まない人間は、いないと思うのだ。お相手の小室氏も単身ニューヨークに渡り、寝る間も惜しんで猛勉強して難関の弁護士資格を得たと言うから、普通に考えれば「見上げた根性」の好青年では無いか。但し、辛辣な目で眺めると「会えない時間が愛育てるの〜」だった可能性も、なくはない(と、一部のやっかみ派は言っている)。とにかくこの先、二人がどうなるかは誰にも分からないが、普通に考えれば「誰もが羨む」結婚だと言えると思う。一方、小室氏の母親というのが「問題をこじらせている原因」の全てのように報じられているようだが、私はお金の「貸し借り」が問題なのではなく、振られた方の男性が「未練たらたらゴネている」だけだと以前から思っていた。これは世間に良くある話では無いかと思う。つまり、最初は彼女にバッグとか宝石などをプレゼントで買い与えていたのに、いざ別れるとなると「返せよ」とゴネる「あれ」である。ただ、皇族が絡んでいるので話題が大きくなったに過ぎないだけである。もう良い加減に国民も目を覚まして、二人の新生活を暖かく見守ってあげてはどうだろう。それには秋篠宮の結婚式開催という決断が、どうしても必要だ。秋篠宮には、ここで愛する娘のためにも、世間のいわれ無い批判を「受けて立つ心構え」を示してもらいたいものである。ちょっと「戦う皇族」というのは何とも勇ましく、明治っぽくて私は気に入らないけど。

4、暇だなぁ、は物欲の始まり

始まりは、テレビで女子ゴルフの放送を見ている時だったと思う。古江彩佳はやっぱすげぇなあ、とか何とかだった。ドライバーショットは全部フェアウェイのど真ん中に置いてくるし、強風の中でセカンドはビタビタとピンに絡んで、毎回のようにバーディパットを打ちまくるんじゃあ、いくら勝みなみが飛ぶ飛ぶ言ったって無理だよなー、などと団子を食べながら考えていた。ちなみにこの団子はスーパーの特売品で、「あんこと醤油」を3本ずつ買って来たものだ。団子なんて何年振りだろう?。そう言えば外食なんかも、柏に移ってからは全然行ってないし、などと考えがぼんやり巡っている。画面では丁度、古江彩佳がアプローチでピンそばにピッタリつけ、ワンパットでパーを取っていた。そうだ、俺のウェッジもそろそろ新しいのに替え時じゃない?

きたきた、物欲の前兆である。私のクラブセッティンは、アイアンは愛用のマッスルバックが4番から揃っているので必要ないし、ウッドはまだまだ使いこなすのに練習が必要だ。だがこないだ160ヤードちょいの距離を打つのに「23度のユーティリティを買い足した」ので、クラブを1本抜かなきゃいけない。抜くのは50度・54度・58度のウェッジの「どれか」になる。100ヤード〜80ヤードをピッチングのコントロールショットでカバーするとして、50度と54度を抜く代わりに「52度」を入れたらどうかなぁ、と閃いた。この時、頭のどこかで「物欲」のスイッチが「ポチッ」と入ったみたいである。俄然やる気が出て来てゴルフパートナーのホームページで検索を始めた。こうなると物欲は止まらない。2019年モデルのジェットブラックなんか超カッコいいじゃないか。いや待てよ、54度と58度を抜いて56度を入れてもいいな、などと検索しながら妄想は膨らんで行く。

ところがいよいよゴルフパートナーに出掛けようか、という時になって、ふと立ち止まって考えた。何も今買わなくたって良いんじゃない?。そう、その通り、みっちり練習して使いこなせるようになってから買っても、決して遅くはないのである。というか、そうするのが普通だと思い直した。溝とかバウンスの形状とか重量とか色々あるから、コースの起伏や芝の状態など、自分の技術と相談して決めるのがベストなのは間違いない。ここは新しいのを買いたい気持ちをグッと我慢して、ひとまず練習場に行くことにした。じゃあ物欲は消えたのかというと、これがそうでも無く「ますます燃え上がって」るのである。行き場のない物欲がメラメラと燃え盛ってどうしようもない。何か買いたい!、どうしても買いたい!

それで次のターゲットが見つかった。最近急激に寒くなってきて、新しい冬物が欲しくなって来たのだ。そう言えばこないだ夏物や古くなった防寒着など7、8枚を断捨離したばかりで、ストックが無い。これは止める理由が見つからないので、すぐさま柏東口モディのユニクロに行ってみた。店に入ると当然アルコールで手を消毒。最近はこれも当たり前になって、全然面倒とも思わない。今回は下着や半袖Tシャツやパーカーは要らないので、ハイネック保温長袖Tシャツを第一に、軽いダウンジャケットとか白のパンツとか、アイテムを絞って見て回った。ユニクロは品数・色数は確かに豊富である。だが私のお目当ての「ハイネック保温シャツ」がどうしても見当たらない。

ちなみに私の初冬のコーディネート・イメージは、a. ハイネック保温シャツ+フード付きトレーナー、b. 極寒厚手シャツ+トックリセーター、c. Tシャツ+丸首トレーナー+薄手ダウンジャケット、ってな感じである。ここのハイネック保温シャツが1枚しか無くなったのである。ところが幾ら探しても見つからないのだ。ユニクロでは売ってないのかもしれない。私の越冬計画では、ちょっとこれでは「寒い!」と思ったら、中にユニクロの極薄ダウンベストを着る。そして真冬の極寒期には、モンベルのコートか厚手のモフモフのフード付きオーバーで凌ぐつもりだ。まあ結局はハイネック保温シャツ以外は、今持っている服で大体足りちゃうのである。ぐるぐると3周程回ったが、とうとう見つからず、何も買わずに出てきてしまった。少し高くなってしまうが、やっぱりスポーツ店で買うしかないのかも。

見てくれに拘らず、それほど軽快さを求めなければ、「防寒だけ」の機能なら十分なのである。去年はそれほど寒くなかったので、分厚いコートも出番がなかった。今年はまだ未知数だが、そうなりゃなったで工夫すれば何とかなるだろうと考えたら、知らない内に物欲が跡形も無く「スーッ」と消えた。意外とあっさり物欲が消えたので、代わりにビックカメラで「ティッシュ3箱と水回りパイプクリーナー」を買って帰った。何かオシャレな服を買おうかなんて意気込んで出掛けたのに、結局「日常生活用品」を持って変える羽目になってしまった。これは私が年を取ったせいだろうか。オシャレに気を使わなくなったら、そろそろ私の命も尽きる時かも・・・。


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