明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

酒のツマミ話(4)京都は行き先をタクシーに言うのでも一苦労

2021-05-16 18:23:07 | 今日の話題

1、老化を防ぐ社交ダンス
身体が倒れそうになった時に咄嗟に脚を踏み出して支える力が、誰でも歳を取ると衰えてくるらしい。電車が急に止まったり走り出したりする時に若い人は全然驚かないが、我々年取ってるものは「おっとっと」とよろけるアレである。悲しいねぇ。ところがそれを維持する方法が、社交ダンスにあるというのだ。あー、早まってはいけない、何も社交ダンスを始めろと言っているのではない。ちょっとしたステップを練習するだけでいいのだ。これ、テレビの健康番組「たけしの家庭の医学」で教わった「ボックス」ステップというダンスである。ワン、ツー、スリー、フォーと一日10分やるだけで、2週間もすれば劇的に脚の「脊髄反射時間が改善」されると言うから、老人はやってみない選択肢は「無い」のだ。これをやれば「咄嗟の時に脚が出る」ということらしい。何事も努力しなくては成果は得られない。私は早速やってみるつもりである。

2、京都の住所表記が長すぎる
京都は道路が碁盤の目のように規則正しいことで有名である。だから住所を言うのにも所番地で言うのではなく、横と縦の通りをどう行くかで表現する。例えば二条城なら「京都市中京区二条通り堀川西入ル二条城町」という具合だ。非常に分かりやすい。ところが、これを「字で書く」となると、これが恐ろしく面倒臭いのである。京都に住んでいる京都人が一番難儀しているというから、他県の人は風情があるなどと言ってる場合じゃないのだ。これは国のデジタル化政策にも逆向している。そこで私が解決案を出してみた。果たして「いけず」な京都人が受け入れてくれるだろうか。概要は次の通り。

① 京都は碁盤の目になっているのだから、北の1条から南の9条までを順に1から9まで数字を割り当て、東大路通りから西大路通りまでをこちらも1から9まで割り振って、「横✕縦」で区画番号を作る。例えば北東の角は11、南東の角は91,北西の角は19、南西の角は99である。こうすれば番号を聞いただけで殆どの人は「大体の場所」が分かる。

② 次に各区画内を同じように北東の角から南西の角まで11から99で割り振っていく。これで「1199」という記号は「北東の角の区画で南西の角」を表している、ということが簡単に理解できるのだ。勿論大体のイメージで良い。

以上の記号化は「あくまで場所をデジタルで表記」する方法である。地図上の場所であるから、現実の道路の位置とは微妙にズレるのは当然だ。要は緯度と経度で地球上の場所を特定するように、「目盛の幅」を一定にすることである。そうすれば実際の場所も想像しやすい。但し、こうなると風情もなければ歴史も感じられない、「味も素っ気もない住所表記」になるのはしょうがない、デジタルなんだから。よって、健康保険とか緊急車両の連絡とか本人確認とかウーバーやピザの配達とか、地図と連動して「住居を素早く特定する」のに使用すれば良いのじゃないかな。まあ、京都人は住所を2つ覚えなければいけないが市役所で住所を書く時のことを思えば、「京都市中京区・・・・番地」という、うんざりするくらい長ったらしい住所を書かないで「〇〇〇〇の〇〇」と数字6桁で済むと言うのは、簡単至極で信じられないくらい幸せであろう。多分一回やったらもう止められない、私はそう確信している。但し、観光都市「京都の魅力」をなくしてはいけないから、今の言い方は「口頭では使って欲しい」と思っている。例えば「住所は3286です」などと言うより、「うちは烏丸御池東入ルどすえ」などと言う方が京都らしさがあって良いのではないか。まあ京都人が自分で決めることだけど。


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