明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

平井デジタル担当大臣の驕慢

2021-06-14 13:01:47 | ニュース

1、表現は不適切だった
じゃあ、「本音」はゆるされるのか?って話。腹の中で考えていることと表に発言することが違うという「二枚舌」は、人間性の信用に関わる根本的な疑念だ。平井デジタル担当大臣が「こういう考え」で仕事をしている人間である、と世間に明らかになった今、こういう人間が「公務員」として国のトップ集団に居座っているというのが許しがたい。私は、NECが受けた「平井デジタル担当大臣の権力を傘に着た高圧的態度」への怒りを想像すると、1民間人として、もはや政治不信・政権交代もやむなしとマジ思う。そもそも平井デジタル担当大臣は、自身の杜撰な発注体質が損害を引き起こした直接原因であるのに全く反省せず、「NECに損害を全部をかぶせて」処理した上で、本来なら責任問題になるかも知れなかった発注取り止めを「頬っかむり」した挙げ句、逆に国会で税金節約を答弁し「自分の手柄」にするという「悪代官」顔負けのワルなのだ。こんな大臣はサッサと首にするべきだ、・・・と言おうと思ったら菅首相自身が権力を振りかざす「同じ穴のムジナ」だったとは!。こりゃあ「天下の副将軍」に出て来てもらわないと終わらないねぇ。

2、NECは請求を断念
一見国民の税金を節約するのは良いことと思われるがNECだって「国民の一人」なのだから、恣意的な契約破棄・代金踏み倒しは不当である。しかし「民間なら、あっても不思議はない身内同士の発言だから」と解説していたテレ朝のコメンテーター八代弁護士には正直驚いた。こういう人たちは(弁護士だけに尚更)法律で何でも考える癖があるのかも知れないが、人間として「正しい行い」なのかどうか?、という視点は持ち合わせていないのだろうか。これを「青臭い」と言う人々は、必ず相手にも「どこかで元を取る」ような考えを容認することになる。これでは「弱いところからムシリ取る」という非道が横行し、結局最後は「そのツケ」がブーメランとなって自分に帰ってくるに違いないのだ。だがそれまでに、何人の不幸な人々を作り出してしまうのだろう。人間の高潔さというものは「必ずどこかで滲み出てくる」ものだと信じたい。

3、そもそも彼は「デジタル」っぽくないんじゃない?
だいたいがこの人の考えていることは値引きだとか我慢だとか、デジタルなこととは逆行する「アナログ全開」の昭和スタイルなんである。本来デジタル担当という役職が求められているのは「全官庁横断のIT一本化」が使命のはずなのに、最大の見せ場であるワクチン接種に関しても「全然顔を出さない」レベルの能力しかない、と政権内部でも思われているのが情けない。やるべきことは「政府と国民をデジタルでつなぐ、お役所の事務手続き改革」がメインのはずなのに、久々にメディアに登場したと思えば「相も変わらぬ、お仲間意識の政治」という体たらくだ。この人本当にデジタルのこと、分かってんのか?、と疑問が広がる。やっぱ多少トンガッているがデジタルのことを「感覚で捉えられる」という新人類=オタク達と、自由に話が出来る「もっと若くて切れのある人間」に取り替えた方が良いと思うけどね。それこそ平井デジタル担当大臣よ、我々国民からしたら「グズグズ言うんなら干すよ!」って、一言脅したって良いんだかんね!


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