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青空ーすべてはバランス

がん遺伝子ー5 がん細胞の暴走

今日は午後から曇ってきた。明日は大雨になるそうだ。ゆっくりといろんなことを考えながらしっかりと散歩した。2021年6月3日(木)。

人生でも、ある時、ある「人」やある「物」と出会って進む方向が変わっていくことはある。いい方向ならいいが、悪い方向へともうやり直せないくらいに狂って、狂っていることも気づかないで突き進むこともある。
人生には落とし穴にもなる大きなターニングポイントがある。

昔から「がん細胞」というものはおかしな細胞だなぁ!と常に気になっていた。神がおつくりになった生命の終わりのシステムなのかもしれないと考えていました。昔は「がん」は絶対に治らなかったから。

DNAのミスコピーがチョイワルがん遺伝子を生み、チョイワル細胞を増やそうとするけど、細胞の社会がなんとか防いでいる様子が分かった。

DNAの複数の傷=変異が蓄積されていくことでがん遺伝子はワルのがん遺伝子に変身する。いい遺伝子だったのに・・・でも突然極悪になるわけではない。長い時間をかけて徐々に変異を重ねるごとにチョイワルから極悪になっていくようだ。正常な細胞がなだめようとしたり、排除しようとしても、もう手が付けられなくなる状態になると完全にワルになる。
この遺伝子の異常による変身は4つ以上の異常によるという人もいれば、2個から10個以上の異常という人もいる。
ともかく一つひとつの変異ごとに、その強さを増しながら、正常な細胞をどんどんワルのがん細胞に変化させる遺伝子として生きていくことになる。がん細胞はこうして強い力をつけていく。異常を持った細胞が増えながら強力になり大きな塊のようになる。

もともと細胞を増殖するのが得意ですが、極悪になるとその増殖スピードや強さを増してくる。車で言えば、アクセルを踏みっぱなしの状態。誰が何を言おうとおかまいなし。がん細胞という大きな塊を増やしていくだけでなく移動もする。正常な細胞から栄養分を奪い取りながら、強く圧迫して組織を破壊していく。

細胞増殖抑制遺伝子は?不活化されてしまう場合もあり、さらにこの遺伝子自体も変異すると、がん遺伝子となってしまう。

なんとなすすべもないのか!
早期発見と言われている理由がはっきりと分かりました。

がん細胞は死なないようです。死亡したある患者のがん細胞が研究のために70年間保存されているが、まだ生きて増殖しているというから恐ろしい。細胞の寿命は、最も早いもので1日。T細胞が4か月から6か月という。
やはりただものではない!!!



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