2022年5月30日(月)晴れ。暑い日となり27℃まで上がった。
もうすぐ梅雨に入るのかな?
木陰で一休み。
生命は原始地球の火山活動の中で、熱水の出るあたりで誕生したのではないか?という生命誕生に関する番組を見ていたから、それなりに納得できたけど、今でもそんな硫黄が体の中で活躍しているなんてびっくりだ。
硫黄
でも、酸素の代わりに硫黄化合物(硫酸塩)を利用してエネルギーを産生する微生物は現在でも存在しているそうだ。
硫黄は、タンパク質やアミノ酸の構成要素で、他の元素と結合する働きのある重要なミネラル分です。
そして、単独ではなく、システインというアミノ酸に含まれている。これは髪の毛や皮膚、爪などのたんぱく質を合成する働きを持っている。
このシステイン2個が結びついたものがシスチンとなり、相互に変換される。
ということは、硫黄を多く含む食品は、シスチンを多く含む食品ということになる。
シスチンの特徴は?
メラニンをつくる酵素チロシナーゼのはたらきを抑えるため、紫外線防御作用がある。さらに、抗酸化作用を持つ。
医療への応用
今後、硫黄呼吸を自在に調節できれば、生体内のエネルギー産生量を増加させ、健康寿命への応用や慢性難治性の呼吸器や心疾患の予防・治療法の開発 につながるのではないかと考えられている。
酸素の少ない状況でも増殖できる悪性腫瘍(がん)は、硫黄呼吸を積極的に利用していることが予想されているため、硫黄呼吸を制御することによるがん予防や治療法の開発などが期待されているようだ。
ーおわりー
参考