*双極性障害*(躁鬱病)だったわたしの断薬日記。。

14年の「双極性障害」からの精神薬「断薬」。自身の経験を生かし、現在「ライフ・コーチ」として活躍。「礼」の活動奮闘日記。

愛しているのではなく、愛してあげる。

2017年10月08日 | 今、思う事

好きではない人には好かれるのに、好きな人には好かれない。。。

 

そんな経験はありませんか?

 

わたしはあります。

 

多分、好きな人と接する時は、心の中で、

(自分のことを好きになって欲しい)と、思いながら接するからだと思います。

好きではない人には、何も求めていないので、普通に接しているのだと思います。

 

愛している人に対して、「愛している」のではなく、「愛してあげる」と、どうなるか?

「愛している」=「愛して欲しい」

「愛してあげる」=(無償の愛)(自分が愛してあげているだけ)

 

「愛している」時は、とても苦しい。(自分のことを愛してくれるまで)

でも、

「愛してあげる」時は、とても穏やかな気持ちになる(自分が愛しているだけなので)

 

今まで「親に愛されたい」って、ずっと思っていたけど、

じゃああなたは親のことを「愛してあげていますか?」

「愛されたい」ってのは、子供の頃は当たり前だけど、

自分の主張ばかりして、親の気落ちは考えないんですか?

お互い、良い大人なんですよ。

 

大人になったら、親であれ、兄弟で当て、夫婦であれ、親友であれ、

お互い想い合って、良い距離感を持たなくてはいけない。

なのに、距離感を保てないどころが、自分の思うように思ってくれないと

不満に思ったり、時には攻撃したり。。。

それは、子供が親にする反抗期と同じ。

でも、それをやって良いのは、子供の頃、親に対してだけ。

なるべく大人はやっちゃいけない。

 

だから、親に「愛して欲しい」と求めるのではなく、

「愛してあげる」ようにできたら。。。。

 

わたしの人間関係は上手く行くのではないか?

でもね、「愛して欲しい」って思ってるのに「愛してあげる」のって、

難しいものですよ。

 

そんなことを思っている矢先に、母親から電話がありました。

最近、わたしが病んでいるので、気を使って自分が作った料理を

冷凍して送ってあげようか?とのこと。

今までそんなことしてくれたこともないのに。。。

わたしは「別にいらない」って、冷たく言った。

 

電話を切ろうとした時に、(これじゃダメだ!)って思って、

「お母さんは元気?前からだが辛いって言ってたでしょ?」

って、話を切り出して、とにかく相手をいたわる言葉をかけ続けた。

あまり感情を出さない母も、電話の向こうで嬉しそうだった気がした。

 

わたしはお金もないし、親孝行は何もできないかもしれない。

でも、親より先に死なないことと、「愛してあげる」ことはタダでもできる。

 

だから、わたしは決めました。

今日から「親に愛して欲しい」って思うのをやめて

「愛してあげる」ことにします。

その方が、気持ちが良い。

 

そう心がけをすることによって、わたしの人生の生きやすさが

今後、変わってくるのではないか??

 

そんなことを思った日でした。

 

でも、まだまだクリアにしていかなくてはいけないことはたくさんある。

 

一つづつですね。。。