『ネイティブ・タイム』(北山耕平、地湧社、2001年)を読み終える。
この本は今まで学校で習ってきた「日本史」とはまったく異なる視点から捉えた史実について書かれている。読み終えて自分はよりボーダーレスになった。
“あとがき”に相当する「新しい時代を生きる君へ」で氏は次のように語る。
「わたしがこの本を作ろうと思い立ったのは、「日本という国」を、ではなく、「母なる日本列島」を、もっと愛する世代の到来を夢に見たからであり、もう一度日本列島の自然の声を直接に聞く世代の出現こそが求められていると確信したからである」
→そう、20年ほど前から列島の自然を守りたいと思い活動してきたし、今の仕事をしだしてからも「この国に生きる人のがんを治すにはこの国の植物が役に立つはず」と思っていたところだから、上の文に触れて「やはり列島の大地に根ざす生き方をしたい、自然の精妙な気配を聞いて感じて生きていきたい」と今更ながらに思う。
「われわれは、われわれの生命にたいして責任を持たなくてはならない。どうすれば力を自分のものにできるかをすすんで学び、成長し、偉大なる精霊と母なる地球の語る声に耳を傾けなくてはならない。地球そのもの、母なる日本列島そのものに触れることで、曇りのない頭で直接学びはじめる必要があるだろう。母なる島々のエネルギーに波長をあわせ、われわれの思考や生命力を増幅させていかなくてはならない。そうすれば不変と思われている「しくみ」そのものを変えるための力も、与えられるだろう」
→先日の北山さんのブログにあった情報で日本列島の原生自然林は0.04%しか残っていないという統計があった。ということは今の日本の森林、自然だと思っていたものはほとんどすべて人の手にはいったもの、“箱庭”であったということだ。しかしこの列島は高温多湿で植物の生育が早いから、人の手の管理から離れれば比較的速やかに自然林に帰るのではないか。300年くらいのスパンで原生自然に戻せるのではないか。
大地と共に生きることを選択するならば大地を元に戻さなければいけない。そして正しく大地を自然に戻してこそそこにスピリットが戻り生命にエネルギーが宿ることになるだろう。エネルギーが宿ることで初めてがんを癒す薬草も地に満ちるだろう。
『シルバーバーチの霊訓』でシルバーバーチという霊は質問に対し次のように答えている。
Q.動物を実験材料とした研究からは、たとえばガンの治療法は発見できないという考えには賛成ですか?
A.神の摂理に反した方法からは正しい治療法は生まれません。人間の病気にはそれぞれにちゃんとした治療法が用意されています。しかしそれは動物実験では発見できません。
ぼくはがんの治療法は既にこの地上に降ろされているのだろう、そしてそれは薬草療法であろうと思っている。だから薬草が取れる自然環境を残すことは大事なことなのだ。そして北山さんが述べている“どうすれば力を自分のものにできるかをすすんでまなぶ”こと、例えば自然療法をする際の心構えや祈り、作法などを学ぶことで精霊たちと繋がり、その薬草のパワーを初めて使えるのだと思う。
このほかにも多くのことを学べた。すべてを消化できているわけではないけれども今のこの時にこの本を読まないといけない環境にあったこと、時の輪で出会った人たちとのこれからの関係も重要なものだろうと予感している。
この本は今まで学校で習ってきた「日本史」とはまったく異なる視点から捉えた史実について書かれている。読み終えて自分はよりボーダーレスになった。
“あとがき”に相当する「新しい時代を生きる君へ」で氏は次のように語る。
「わたしがこの本を作ろうと思い立ったのは、「日本という国」を、ではなく、「母なる日本列島」を、もっと愛する世代の到来を夢に見たからであり、もう一度日本列島の自然の声を直接に聞く世代の出現こそが求められていると確信したからである」
→そう、20年ほど前から列島の自然を守りたいと思い活動してきたし、今の仕事をしだしてからも「この国に生きる人のがんを治すにはこの国の植物が役に立つはず」と思っていたところだから、上の文に触れて「やはり列島の大地に根ざす生き方をしたい、自然の精妙な気配を聞いて感じて生きていきたい」と今更ながらに思う。
「われわれは、われわれの生命にたいして責任を持たなくてはならない。どうすれば力を自分のものにできるかをすすんで学び、成長し、偉大なる精霊と母なる地球の語る声に耳を傾けなくてはならない。地球そのもの、母なる日本列島そのものに触れることで、曇りのない頭で直接学びはじめる必要があるだろう。母なる島々のエネルギーに波長をあわせ、われわれの思考や生命力を増幅させていかなくてはならない。そうすれば不変と思われている「しくみ」そのものを変えるための力も、与えられるだろう」
→先日の北山さんのブログにあった情報で日本列島の原生自然林は0.04%しか残っていないという統計があった。ということは今の日本の森林、自然だと思っていたものはほとんどすべて人の手にはいったもの、“箱庭”であったということだ。しかしこの列島は高温多湿で植物の生育が早いから、人の手の管理から離れれば比較的速やかに自然林に帰るのではないか。300年くらいのスパンで原生自然に戻せるのではないか。
大地と共に生きることを選択するならば大地を元に戻さなければいけない。そして正しく大地を自然に戻してこそそこにスピリットが戻り生命にエネルギーが宿ることになるだろう。エネルギーが宿ることで初めてがんを癒す薬草も地に満ちるだろう。
『シルバーバーチの霊訓』でシルバーバーチという霊は質問に対し次のように答えている。
Q.動物を実験材料とした研究からは、たとえばガンの治療法は発見できないという考えには賛成ですか?
A.神の摂理に反した方法からは正しい治療法は生まれません。人間の病気にはそれぞれにちゃんとした治療法が用意されています。しかしそれは動物実験では発見できません。
ぼくはがんの治療法は既にこの地上に降ろされているのだろう、そしてそれは薬草療法であろうと思っている。だから薬草が取れる自然環境を残すことは大事なことなのだ。そして北山さんが述べている“どうすれば力を自分のものにできるかをすすんでまなぶ”こと、例えば自然療法をする際の心構えや祈り、作法などを学ぶことで精霊たちと繋がり、その薬草のパワーを初めて使えるのだと思う。
このほかにも多くのことを学べた。すべてを消化できているわけではないけれども今のこの時にこの本を読まないといけない環境にあったこと、時の輪で出会った人たちとのこれからの関係も重要なものだろうと予感している。