触覚障害というのをご存知でしょうか?
簡単に言うと触ってることが分からなかったり
何を触ってるのかよくわからなかったりする。
丸いのは分かるが、お尻かおっぱいか分からない(個人感想)
というような状況。
残念ながら私の左手は発病以来そうなのだ・・
レザークラフトは触覚障害から通常に近づけるリハビリの一環。
先月より作っているノートカバーも大詰めに入る。
革にノートを挟み込むポケット部分を接着し、外周に手縫いのための穴をあける。
外縁から2mmの所に線引きし突き刺さってる黒い道具を木魚の叩き棒みたいな
モウルという道具で叩くと一度に4個の針穴が開く。これを一直線で打って行く
ためには左手の支えが重要で、良いリハビリになる。
穴を二百数十個あけて一周させ、テーブル・ポニーという架台にセットし
ロウ引きした糸の両端に針を2本つけ、両側から縫って行く。
内側の裏には飴色の豚革を張ってあり、結構本格的だ。
やっと一周終わった時はトンネル工事開通の現場監督気分。
本体とポケット接合部と4つのコーナーは補強のため二重縫いをする。
設計通りの寸法だが内側に接着剤のバリが出ていて最初はノートが入らない。
何回か内側からバリを落としB5判のノートが収まる。
思ったより良いかもしれない。
コバに硬化剤を塗り、よく磨き完成。
手縫いがきれいに出て、ちょっとだけ売り物っぽく出来た。
写真を見てくださってありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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