
10年日記を大家さん(妻)が買ってくれた。
病気になってからは10年先は無いかも知れないと思った。
しかし写真とはいえ紀香さんのお尻を拝見できる機会も実現した。
今後何が起きるのか希望を持ち続けようと思うのだ。

頸髄腫瘍の圧迫でいろいろな障害があり、数か月ごとのMRI検査
の変化に怯えている。
なかなか未来への希望の薄い私に『10年後』を見つめろという
大家さん(妻)の気持ちをこめた激励だ。
iPS細胞の本をたまたま同じ日に買った。
人の細胞は筋肉・神経・骨等、270数種類に機能が分化している。
受精卵は数回分裂している間は何にでもなれる細胞だが、一定回数の分裂後
機能の分化が始まる。
分裂が細胞数60兆個ぐらいになるとすべての分化が完了するらしい。
自然界ではこの力は逆向きには働かず皮膚細胞等から神経細胞が出来ることはない。
ところが、2万数千種類もある人間のDNAのうち3~4の特定DNAだけを皮膚細胞等
の分化した細胞の細胞核に組み込むと未分化な細胞に初期化されるという。
この初期化された細胞は電気ショック等を加えると元の分化した細胞の遺伝子を保ちつつ
再分化して必要な機能を持つ細胞を作り、無限に増える多機能な細胞に分化していく。
これがiPS細胞・人工多能性幹細胞だ。
つまりは拒絶反応なく、自分の皮膚細胞を初期化・再分化させ壊れた頸髄細胞を快復
できる可能性があるということになる。
急速に問題点も克服されて、半身不随だった猿が走りまわってるレベルに来ているらしい。
人の神経細胞への臨床治療も2016~8年ごろには始まる可能性がある。
私の主治医は頸椎治療では全日本出場クラス。
冗談半分『iPSのモルモットに使ってよ・・』というと笑ってごまかされると思ったが、
近い将来治療に使えると思っていいよと言ってくれた。
iPS細胞による治療は大きな福音だ。
10年日記の終わりまでには上達した革製品を
バイクに乗って売り歩く記事を書こう。(^^
写真を見てくださってありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。





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