しゃけの携帯写真

携帯写真で景色撮るのが好きなのです。見てください。

リハビリは日常的に・・・

2011-05-14 17:57:44 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


リハビリの療法士の先生は、腕の回復には触覚の機能の回復が重要と考えてるようだ。
それでは、厭でもいろんな物を触りまくらないといけないね




今日は触覚の訓練。
病院の中では、あわてて撮ったのでピント合わずにすいません。



これは、病院での触覚リハビリ。
触覚が違う板を並べどの指でどの板を触っているか当てるような訓練をします。

実際は左側の板を腕だけ入る目隠しの覆いで囲い、どの指でどれを触ったかあてるのです。
ほとんど難しくて当たらないです。
20分くらいやると、一番滑らかな板と、一番ザラっとした板の識別が出来るようになります。




これは家でのリハビリ。
ざらざらしたスポンジの裏側で、手の触覚を高めます。



上記のウオーミングアップをしてから、左手親指と人差し指で100円玉を拾う訓練。
これがなかなかできず、初めて拾えた時は嬉しかった。
10枚拾って1000円重ねるのに一苦労。出来るように成るのに2日かかりました。
手術直後は指がほとんど固まっていて・・・その時と比べると夢のようだ。




歩行リハビリを兼ねて、近所のお気に入りの公園の散歩。
今日の目標は6,000歩。
この公園は解放感が有って来る人のマナーも割と良く、気に行っている。




昨日も行った公園だが、毎日新しい発見や、色取りの違いがある。
多忙の頃には気づかなかった自然と生きる喜びが、こんな近所でも発見できて
とても嬉しい。




このごろ、動物には生きてる仲間として挨拶したり、エールを送ったりしたい気分だ。
大嫌いだったカラスにも、『カラスさん、今日は!』とか言ってるので、しゃけ妻が心配そうに見てる

亀の夫婦の元気な姿がちょっと羨ましい・・・・
そう言えば、俺の亀も少しリハビリしてやらんとなあ・・・




大木の日陰に健気に咲いていた・・・・・・
撮らせてもらってる花からも、教えられることは多い・・・




金平糖のようなカルミアの花。
まだこれより開くのだろうか?このままにしておきたい可愛らしさは大切な恋のような・・・・
あまり俺らしくない文章でちょっと赤面。



リハビリは、分かってはいたが一進一退。
手の動きは少し良くなったが、痛みは昨日より強い。
ぐっと、無念な気持ちが起こるが、あせってもおこっても
自分のためにも周囲の人のためにもならない。


忘れていることが有った・・・・
仕事は毎日成功なんかしていなかったし、それでも年間で見れば成功していたんだ。
リハビリもきっとそうだと思う。
リハビリは成功を信じて、日常的に淡々と継続することが大切なんだ・・・
少し笑顔の戻ったしゃけちゃんでした。


写真を見てくださってありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。



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もんだり・・摘まんだり

2011-05-12 16:10:15 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


首の神経中枢にあった腫瘍摘出をした俺が現在歩けちゃうのは、名医のおかげであり
かなり奇跡なことである。
まづは、そこに感謝しないと不自由であることに押しつぶされてしまう。
押しつぶされてへこたれてしまっては、しゃけではなくなる。



あきらめない
あせらない
おこらない
感謝をわすれない



これをリハビリを継続する心としますので、バイクに乗れるまで長くかかると思いますが、
応援して下さい。
しゃけは、弱虫ですので、このようにあらかじめ表明した方が良いのだと思います。




家の近くの豊岡第一病院。
入院していた防衛医大病院とは連携がある。
ここがリハビリ闘病の戦場になる。
いや、そのように考えるより、バイクに乗るための
教習所と思った方が良いかもね・・・・




ゴムのボールで握力アップ。
毎日数百回やるのだが・・・・おっと、あせっちゃいけなかった

力がつくこと以上に、『そっともむ・そっと摘まむ』という訓練が大切らしい。
だれか、搾乳させてくれるとリハビリに・・・・

摘む方は左の親指・人差し指・中指でそっと摘まみ、目隠しして何をつまんでるか当てる訓練で
触角の感覚アップが必要。

握る方は左の中指・薬指・小指でしっかり握る訓練が必要。




左手で、影絵でやる『きつね』の形にチャレンジするがなかなか出来なくて・・・
指一本動かすのに、非常に沢山の神経や、刺激の反射や脳からの反射の制御が働いて指の動きが定まる。
神経の左腕の神経の幹が一部壊れてるようだ。それじゃ左腕はアウトかと言うとそうでもないらしい。
例えば、人は熱いものにさわるとパッと手をどける。これは脳が考えて指令を出してるのではなく末梢神経
が反応して筋肉が動き、大げさな反応だと脳が反射を制御するというメカニズムらしい。(判る?)
だから、生きている末梢神経を筋肉を動かし刺激して、脳に覚えされるようなことがリハビリの道筋のようだ




友人にいただいた山梨産の、小指の先くらいの可愛いお目目のついた石のお守り・・・
この子たちがリハビリにとても役立っている。目をつぶるか石が見えない状態で左指の不自由な触覚を
たよりに左手の指で石を摘まむ練習をする。難しいが少しづつ出来るようになる。
しゃけ・・・頑張れよと自分ではげましちゃうよ。




義兄に貰った米空軍メダル。
これも貴重なリハビリ道具。これを左手でテーブルから拾い上げて、手の中で裏返し
そっとテーブルに置く。この、そっと置くというのがなかなかできない。




薬は、種類が多く間違えないように一回分を缶のふたに綺麗に左手だけで並べる。
薬の説明書を確認し間違いないと、別の友人からもらった水晶製の『無事かえるお守り』をカチッとおいて確認終了。
正直、薬は飯よりありがたい。痛みが数時間緩和できる。
それだけに絶対用法や量を間違えてはならないし、もっと飲みたい誘惑に勝たなくてはならない。
水晶のカエルは、そのための大事な大事な見張り役なのだ・・・




肩や首の強烈な痺れ・痛みよりはましだが、鎮痛剤が効きにくいのが尻。
尻には鎮痛剤の入った膏薬を貼る。
毛も生えず、色白で割としゃけ尻は綺麗?クリックすると大きくなるよ(誰がするか!)。ふふっ
万一、不快な人がいるといけないので綺麗なお花も付録に付けました。




手術をして一番自信が持てて回復したのは、左足を引きずらず歩けるようになったこと。
約40分で5000歩くらい歩けるようになった。
だが、実際公園など起伏のあるところを歩くと、散歩してる人の標準いかの速さでしかない。
歩くバランスがイマイチなのだと今日判った・・・
忍者の綱渡りのように、一歩ごとにつま先を先行する足のかかとに交互にピタッとつけて歩く練習をするが
これが思いのほか出来なくてよろよろした。
足は少し自信があったので、ちょっと泣きたい気分・・・・
ま、少しづつ頑張ろう




歩けるんだから、良いじゃないかと逃げ腰無気分が早くも出てくる。
しかし、リハビリの指導の先生は歩ける距離よりバランスを重視してる感じ・・・・
写真のように左右のバランスをモニターで確認しながら歩くマシンもある。

長い道のりだが、笑いながら歩いて行こうぜ!しゃけちゃん・・・



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公園再デビュー

2011-05-09 15:54:50 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


久々に公園デビュー。
近くの県立彩の森記念公園で撮影の肩慣らし。

命拾いしたしゃけちゃんは、生命力あふれる写真が撮れるでしょうか・・・




入院している間に、花はほとんど終わっていた・・・・・・
しかし、例年なら残ってるはずのないチューリップがまだ色気を漂わせていた。
う~む・・・やはりハナの下が長い奴は生命力が強い




数十年前は米軍居留地だったこの公園。
春を感じるには、地面に寝そべるのが一番。
こんな体位も取れるようになったしゃけちゃんです。




シャガはいつもより遅れ目で今が盛り。



栃の花が今は主役級の女優。



ハナミズキはだいぶ年増になった・・・・それはそれで魅力的だが・・



小さいが、フェロモン出してる花は綺麗。



ちらほらと花は残っていますが、季節はいつの間にか完全に青葉の季節。







本日一番心ひかれたのが、ガマズミの生命力。
花が山にたなびく雲のようだった。


今までガマズミ等、気持ちを向けたことはなかった。
でも今日、最も命を感じた被写体となった。
一生懸命、健気に毎年生を営んでいる美しいガマズミを忘れることは無いと思う。



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しゃけの入院生活

2011-05-07 19:09:42 | バイク ツーリング 携帯写真 風景


やっと退院。まづはPCが使えるかどうか心配。
痺れや痛みは鎮痛剤に頼らざるを得ない。超ぎこちないがキイが打ててまずは安心。
ブロガー復帰第一作ですよ。




手術を6日後に控え、4月7日に入院。
近付く病院は本当に恐ろしかったし、逃げたかった。




無言で手を重ねるしゃけ妻。任せておけって必ず戻るからというものの、顔はなきそうだったかも



バイク仲間や友人や兄弟から貰った、花や千羽鶴や各種のお守りや菩提寺のお札、寄せ書きなど
勇気の出るものは全部病室に並べた。・・・・・しゃけは弱虫だ




板さん(中央の海の家の親父の様な人)がしゃけ号に乗って、仲間を連れて来てくれた。
本当に遠くから有難く、嬉しかった。久し振りに自分のバイクの爆音を聞いて楽しかった。
だが、笑っているしゃけの表情は、怯えて泣いてる感じに見える。




手術前日の日が暮れる。夕陽を見て祈ったことは、今日まで恐怖に押しつぶされることは無かったことへの感謝と、
当日も平静を装う事ができる様にということ。
御利益あって冷静に当日を迎えた。冷静すぎてストレッチャーで運んでくれた看護士さんにエロい冗談を言って笑ってもらった。
麻酔をかける前に、一番綺麗な看護士さんが、やわやわと珍子を洗ってくれてるのを感じ心なしか少し元気。
死んじゃうかも知れないから、人間らしさをちょっとだけ味あわせてくれたのかなというのが麻酔が効く前の最後の記憶。
七時間の大手術を経て、命を拾った。
朝日の写真は数日後のもの。
手術前は夕陽が恐ろしく、朝日が希望だった。
手術後は寝てるのも、食事も排泄も全て辛かった。それらを強いる朝日は辛かった。




命が助かり、色々な配管がとれ始めて、目に力が戻ってきた。
手術前のバイク仲間と一緒の写真とは表情が違う。

排尿も自分で取れるようになったが、尿器とコップが近く、間違えそうだった。
一回看護士が間違えて女性用尿器をもってきた時が、手術後最初の笑だった。




夜間は酸素摂取量が落ち、酸素吸入が必要。
後半、酸素は送らず圧縮の空気で足りるようになった。
歩行はかなり回復したが、腕の力が戻らず暫くリハビリが必要な様だ。
左手の握力回復を毎日数百回行う。
症状は一進一退だ。喜んだり不安になったり、やる気になったり落ち込んだり多重人格だ
漠然と、『闘病する人はみなそうだ』と思ったら少し楽になった。



付き添い付きで、外の空気に触れることが許された。
やはり、本能的に咲いてる花を撮った。
花弁が画面から切れちゃって下手な写真しかまだとれない。



毎年の持ち回りで行われる『カワサキW650オーナーズ俱楽部全国大会』が、今年は東海支部主催で賢島で開かれた。
前出の海の家のオヤジ風の板さん、しゃけ号に載って俺の代りに参加してくれた。
何と仁義に厚い御仁だろうか・・・リハビリをあきらめてバイクを断念するわけにはいきそうもない。
ホントに力強い応援団だ。




親しい友人が、巣鴨のとげぬき地蔵で、服用するお守りを入手してくれた。
とても珍しく、思い付いてくれたこと、わざわざ巣鴨まで行ってくれたことが嬉しく涙が出た。





一か月の入院は思ったより短かった。
自分はオロオロしながら寝転がっていただけだが、多くの御医者様、看護士の方、
友人や社友、家族から沢山の勇気を貰った。

夕日は、再び希望の象徴になった。
心から感謝して、リハビリに、仕事に、バイクに、写真に、実りある人生を獲得して
いきたい。




写真を見てくださってありがとうございます。
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