洋楽日記

80年代の産業ロック、ハードポップが特に好みです。

STRAIGHT LINES

2018-03-04 17:29:08 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
STRAIGHT LINES「STRAIGHT LINES」('80)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。
B!誌のレヴュー

「カナダ出身の5人組による全2作のうちの1st。曲によってはシンフォニックな
イメージも喚起させるメロディアスなハード・ポップ。洗練されたサウンドの中に
カナダのバンドらしいリリカルなメロディを含んでいる。」

哀愁度   ★★★★
爽快度   ★★★★
短3度   ★★★★
キーボー度 ★★★☆
ハー度   ★★★
産業度   ★★★★★


「RUN FOR COVER」('81)


AOR CITY 1000シリーズから1st,2ndとも再発された。
前にどうしても聴きたくて海外のサイトで 1stのLPを購入したのだが
2nd「RUN FOR COVER」が送られてきて泣き寝入り。(^^;
しかも自分の好みに合わなかったので、それほど聴かなかったし。

今回めでたく1stが再発されたので試聴したが、自分の好みではなさそう。
'84~86年辺りの音が好きな自分にとっては、80年初めの音は古く感じてしまう。
しかし、同じ年代の NIELSEN-PEARSONや MAXUSなど
最初は駄目かと思ったものも聴いているうちに結構好きになったりしている。
STRAIGHT LINESも聴き込めば、結構気に入るかもしれない。

AMBROSIA

2017-10-01 15:17:18 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
AMBROSIA「LIFE BEYOND L.A.」('78)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。
B!誌のレヴュー

「LA出身の3人組による全5作のうちの3rd。バンド初期のプログレッシヴな香りを残しつつ
一層オシャレになった都会的なAOR。デイヴィッド・パック(Vo)は後にソロ・アルバムを出し、
裏方の仕事も多数手掛ける。」

哀愁度   ★★☆
爽快度   ★★★☆
短3度   ★★★★
キーボー度 ★★★★★
ハー度   ★
産業度   ★★★★★

試聴した感じで、自分の好みは無さそうなので、このバンドのアルバムには手を出していない。
レヴューにもある DAVID PACKのソロ・アルバム「ANYWHERE YOU GO」('85)の方が
産業的なAORで自分の好み。

AIRPLAY

2017-09-03 14:04:01 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
AIRPLAY「AIRPLAY」('80)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。
B!誌のレヴュー
「デイヴィッド・フォスター(Key)、ジェイ・グレイドン(g)という AOR界の巨匠による
プロジェクト。Voはトミー・ファンダーバーク。重厚で洗練されたアレンジを持つ
爽やかなハード・ポップ。多くのパクりを生んだ画期的なサウンド。」

哀愁度   ★☆
爽快度   ★★★★★
短3度   ★★★★
キーボー度 ★★★★
ハー度   ★★★
産業度   ★★★★★

AOR本のトップに出てくるような有名なアルバム。
曲は良いと思うが、自分の好みより古い音なので、それほどハマれていない。
JAY GRAYDONなら PLANET 3、DAVID FOSTERならソロ・アルバムの方が好きだな。

MAXUS

2017-08-19 17:43:39 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
MAXUS「MAXUS」('81)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。
B!誌のレヴュー
「Voは後にソロ作も出すジェイ・グルスカで、Gは名セッション・マンの
マイケル・ランドウ。フュージョン・タッチの洗練されたAOR~ハード・ポップ。
先頃、世界中のAORファン待望のCD化が実現。アメリカ出身。」

哀愁度   ★☆
爽快度   ★★★★☆
短3度   ★★★☆
キーボー度 ★★★★
ハー度   ★★☆
産業度   ★★★★★

シンコーのAOR本にもレヴューされている。
最初に聴いた時には、今ひとつの印象だったのだが、今では結構気に入っている。
AORとしては、産業寄りの音だったので、取っ付き易かったのかも。

自分にとって、AOR系は、全く受け付けないものも多いのだが
バラード系が好みであるかが、結構大きな要素である気がしている。
このアルバムだと7曲目の「PART OF YOU」が、とても良い。

産業エレポップ

2016-05-28 21:48:42 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
産業的なエレポップ・アルバム。

・BODY ELECTRIC「BODY ELECTRIC」('84)、「WALKING THROUGH WALLS」('87)

 

曲調としては、それほど明るい雰囲気では無いので好みから外れているのだが
「ST」「WALKING~」共に曲が全般的にとても良いので、それを補って余りある感じ。
「ST」の方が産業度(産業的なハードさなど)は高い感じ。
「WALKING~」の「OUT OF THE BLUE」は最高に好みの曲。

・BENJAMIN ORR「THE LACE」('86)



THE CARSのBのソロ。
WOUNDED BIRD RECORDSからの再発。
THE CARSをAOR、産業的にしたような音でとても良い。
前半の曲は極上だけど、後半は少し失速する感じ。

・LIMITED WARRANTY「LIMITED WARRANTY」('86)



これも WOUNDED BIRD RECORDSからの再発。
試聴して良さそうなので購入したら、当たりだったアルバム。
キラキラ明るい雰囲気の産業ロック。アルバム最初から最後まで良い。
似ているバンドとしては、GLASS TIGER、THE ARROWSなどを思い浮かべたが
もっとキラキラ明るい雰囲気が全体に漂って躍動的な感じ。
WOUNDED BIRD RECORDSは、VIRGINIA WOLF、AIRRACEなど自分好みのハードポップを
再発してくれていたが、こういうエレポップ、AOR的な物も再発してくれたんだよなぁ。
一時精力的にリリースしていたが、最近は見なくなったので、解散してしまったのだろうなぁ。

・LOVERBOY「LOVERBOY」('80)



LOVERBOYといえば、2nd「GET LUCKY」('81)が世間的には1番評価が高いが、個人的には、この1stが好み。
自分が特に好きなのは、'84~'87年頃の明るい弾けた感じの産業、エレポップである。
80年代序盤のエレポップ、シンセポップというとクールというか少し冷たい雰囲気が漂っている気がする。
このアルバムもそういうところがあり、SPANDAU BALLET、THE HUMAN LEAGUEをハードなロック調に
したような雰囲気がある。
ただハードでKeyの音が絶妙に絡んで産業的な分、自分にとっては、とても好きなアルバムである。
曲もアルバムの最初から最後まで全曲良いと思っている。