洋楽日記

80年代の産業ロック、ハードポップが特に好みです。

産業AOR4

2010-06-23 21:17:33 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
AORハード的なアルバム。

・GREENWAY「SERIOUS BUSINESS」('88)



MICHAEL BOLTONの産業ハードと
BENNY MARDONESの AORハードとの中間的な音だと思った。
この辺りの音は私的に好みの音。
全体的に曲も揃っていると思う。


・LAMARCA「LAMARCA」('87)



叙情的ながら爽やかなAORにエレポップ要素が多少付加されたような感じ。
エレポップ度を増した THINK OUT LOUDという感じがした。
普通の大人しい AORと違って躍動感があって、自分には聴き易い。
全体的に曲が良いと思うが、特に叙情的なバラードが素晴らしい。
個人的にかなり気に入っているアルバム。


・ANDY FRASER「FINE FINE LINE」('84)



YESTERROCK RECORDSからの再発。産業ポップなAORハード。
ハードさは、それほどでもないが、Keyの装飾が自分好み。
ブート盤が出回っていただけあって良い曲が揃っている。


・TOM DE LUCA「DOWN TO THE WIRE」('86)



YESTERROCK RECORDSからの再発。
キーボー度低め、Voはカスれ気味の素朴な産業ロック。
産業というよりメロディアスなロックと言った方が良さそうな雰囲気。
タイプとしては、好みでは無いはずなのだが、曲やメロに惹かれる
ものがあり、ロック的な力強さもあって気に入っているアルバム。


・ROBERT TEPPER「NO EASY WAY OUT」('86)



YESTERROCK RECORDSからの再発。
80年代のヒットチャートによくありそうなエレポップな産業。
この手の躍動感があるノリノリな産業は、好きなタイプ
特に序盤の曲がとても良い。中盤以降は多少落ちる感じ。


・ZAPPACOSTA「ZAPPACOSTA」('84)、「A TO Z(A_Z)」('86)

 

1st、2ndアルバム。
自分が聴けたのは、1st「ZAPPACOSTA」と
ベスト盤的な「OVER 60 MINUTES WITH...」だけである。
1stは、いにしえメロ風の産業AORで少し渋めの曲もある。
2ndはベスト盤を聴く限り、キラキラ・メロな産業AORになっている。
1st、2ndとも曲レベルは、中々高くて、どちらも好みの音。
(ちなみに「OVER 60 MINUTES WITH...」は、1stから10曲中8曲
2ndから10曲中9曲収録。ベスト盤を持っていれば、1st,2ndの曲がほどんど聴ける。)

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STREEK

2008-10-08 23:37:32 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
STREEK「STREEK」('81)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。

B!誌のレヴュー
「アメリカ出身の5人組。デイヴィッド・フォスターやTOTOを連想させる
洗練されたアレンジを持つ重厚なハード・ポップを実践。ポップで
叙情味溢れる歌メロを優しく包み込む暖かいVoハーモニーが魅力」

哀愁度    ★★★
爽快度    ★★★★☆
短3度     ★★★★
キーボー度  ★★★★
ハー度    ★★★★
産業度    ★★★★★

B!誌のレヴュー通り、AOR本の TOTO系のところで紹介されそうな音。
同じ「いにしえメロ」でレヴューされた ALLIANCEに近い感じがした。
ALLIANCE、STREEK共にB!誌のレヴューではハー度★4つであったが
STREEKの方が、所々Gが頑張っている分、ハードさがあるような印象。
ALLIANCEと同様に曲レベルは全般的に高いと思った。

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STEPHEN CRANE

2008-09-21 22:24:26 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
STEPHEN CRANE「KICKS」('84)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。

B!誌のレヴュー
「アメリカ出身のシンガー・ソングライター/ベーシストのアルバム。
スティーヴ・ルカサーがプロデュース及びギターでバック・アップ。
情感豊かなハスキー・ヴォーカルによるメロディアスでノリの良い
ハード・ポップ。」

哀愁度    ★★★
爽快度    ★★★★★
短3度     ★★★
キーボー度  ★★☆
ハー度    ★★★★
産業度    ★★★★☆

AOR本にもレヴューされたアルバム。
AOR本にレヴューされていたので、もっと大人しい音かと思ったが
産業ハード的な硬質な感じもある中々格好良い音で、とても好みであった。
B!誌のレヴュー通り、キーボー度は低いが、曲が良く、音のタイプが
好みであれば、気に入るって事だな。

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産業AOR3

2008-07-20 00:39:32 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
・PAUL JANZ「HIGH STRUNG」('85)、「ELECTRICITY」('87)

 

1st「HIGH STRUNG」は、ポップ度が高い産業AORハード。
2nd「ELECTRICITY」は、1stよりメロディアス・ハード寄りのAORハード。
タイプとしては、STAN MEISSNER辺りになるだろうが、もっとポップ度
産業度が高くて、キラキラした音が多い。これだけ自分好みの要素が
ある上に曲レベルも高いので、気に入らない訳が無い。(^^)

・TIM FEEHAN「CARMALITA」('83)、「TIM FEEHAN」('87)

 

自分が聴けた中では、この2枚の曲が好みであった。
2nd「CARMALITA」は、AOR本に載っているだけあって AORの匂いがするが
産業度は高く、自分でも充分いける音であった。3rd「TIM FEEHAN」は
AORの匂いが減退して、いかにも80年代中旬の自分が求めるポップな産業ロック。
ジャケの姿を見ると、年を重ねるほど若く見えるのは気のせいか?(^^;

・KYLE VINCENT「TRUST」('91-92)



最近発掘再発されたメロディアス・ハード的な AORハード。
曲調は爽快ながら全編に叙情的な雰囲気が漂っている。
自分としては、もっと曲間に爽快、哀愁のメリハリを付けてくれた方が好み。
しかし、曲は全体的にとても素晴らしいので充分満足なレベルである。
この人の他のアルバムも聴けるだけ試聴してみたが、ハードさが無く
普通のAORであった。このアルバムのみ違う路線のようである。

・BENNY MARDONES「BENNY MARDONES」('89)



僕が持っているのは、「AMERICAN DREAMS」('86)、「BENNY MARDONES」である。
この人のDISCOGRAPHYは調べても分からなかったのだが、1stらしい
「NEVER RUN NEVER HIDE」('80)を試聴した感じだと「AMERICAN DREAM」は
時代柄もっと産業的な音になっている。アメリカン・ロック系の産業なので
自分には合わないところもあったが、産業ファンには美味しい音が随所にある。
コッチ系の産業が好きな人なら、かなり来るかもしれない。
「BENNY MARDONES」では、更にキラキラメロな産業になっていて個人的に
最も好みの音。JOHN PARR系のVoなので、そこで好みが分かれるかも。

・FEE WAYBILL「READ MY LIPS」('84)



AOR系が苦手気味な自分としては
AOR本に載っているアルバムは、中々ハマるところまでいかない。
しかし、このアルバムは 80年代のヒットチャートによくあるような
産業ハードポップ的な要素があって好みの音であった。
バラードの「I DON'T EVEN KNOW YOUR NAME」が好きだなぁ。

・VINNIE KAY「WHERE DO WE GO FROM HERE」('95)



LONG ISLAND RECORDSからリリースされたアルバム。
TOTO系と言われるようなバンドに近い感じの産業AORハード。
キラキラメロが随所にあり、Keyの感じもとても好み。
少しマイナーっぽいけど、曲が全般に良くて好きなアルバム。
前に聴いた時には、ハードさが足りないと思ったものだが
今聴くと産業的なギターエッジはソコソコきいている。
コメント (2)
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産業ロック2

2008-07-17 21:46:28 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
・MICHAEL BOLTON「EVERYBODY'S CRAZY」('85)



MICHAEL BOLTONはベスト盤だけ持っていて、自分には縁がない音
だと思っていた。しかし、この2ndは、産業~メタルを主に聴いている
自分には最高の産業~メロディアス・ハードなアルバムであった。
個人的名盤の一枚。

・HAYWIRE「BAD BOYS」('86)、「DON'T JUST STAND THERE」('87)

 

メロディアス・ファンには、この2枚の人気が高いらしい。
2nd「BAD BOYS」は、爽快で軽快な産業的なハードポップでとても
好きなアルバム。多少マイナーっぽいが爽快系が好きなら美味しい。
3rd「DON'T~」は、HONEYMOON SUITE「THE BIG PRIZE」に近い感じ。
2ndに比べると爽快感が減退した印象で中々ハマれなかったが
最近になって良いと思うようになって来た。
曲の深みでは3rdの方があるかも。

・BRIAN MCDONALD GROUP「DESPERATE BUSINESS」('87)



REWIND RECORDSの再発シリーズの一枚。
中々手に入らず、LPでようやく聴けた。
MICHAEL BOLTONの 2ndと同様にハードさ充分の産業的なメロディアス
ハードで、とても好みのタイプであった。MICHAEL BOLTONの2ndが好き
なら気に入る可能性が高いのではないだろうか。BAD ENGLISH「ST」の
派手なアレンジを削ぎ落としてシンプルにしたような印象も持った。
全体的に良い曲が揃っているし、個人的な名盤入り決定!!

・LIONHEART「HOT TONIGHT」('84)



メロディアス・ファンには名盤として有名であるが、中々ハマれずに
最近になってお気に入りになってきた。全体的に叙情的な雰囲気が
漂っており爽快感に欠けるところが中々ハマれなかった理由かも。
しかし、今聴くと名盤と言われるだけあって良い曲が揃っているし
Keyの入れ方もとても好み。
哀愁バラードの「LIVING IN A DREAM」がとても好きな曲である。

・AVIATOR「AVIATOR」('86)



Keyのフィーチュア度が高い、爽快な産業ハードポップ。
ハードさでは、産業というよりメロディアス・ハードな感じ。
タイプとしては、初期の BON JOVI、AUTOGRAPHになるだろうか。
(Voはもっと穏やかな感じではあるが。)
産業、ハードポップ好きには、とても美味しいアルバム。
ここに挙げた中では、良い曲が一番揃っているかもしれない。

・GLEN BURTNICK「TALKING IN CODE」('86)



これもKeyのフィーチュア度が高い、産業アルバム。
80年代中旬頃のヒットチャートによくあるようなエレポップな要素もあり
個人的に美味しい音が多い。アルバム全体を気に入っているが特に
「TALKING IN CODE」「HOLD BACK THE NIGHT」が好きな曲。

・WHITE SISTER「FASHION BY PASSION」('86)



1st「WHITE SISTER」('84)は、メロディアスながら硬質なメロディアス
ハードであったが、この2ndでポップでキャッチーな、ちょいキラメロ入りの
産業~メロディアスハードになった。最初聴いた時には、少し垢抜けない
ところもあってイマイチな印象であったが、今ではお気に入りのアルバム。
内容はソコソコかもしれないが、個人的には、この手の産業~メロディアス
ハードの音が凄く好きなので。(^^)

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