洋楽日記

80年代の産業ロック、ハードポップが特に好みです。

LAKE

2008-08-15 01:28:45 | 音楽(いにしえ・マイナーメロ/産業)
LAKE「LAKE/PARADISE ISLAND」('76/'79)

  

B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。

B!誌のレヴュー
「ドイツ出身の6人組による1stと3rdをカップリングしたCD。
ジャーマン・バンドとは思えないウェストコーストっぽい爽快なホップ・ロック
を聴かせる。ブライトなピアノ・サウンドと清らかなハーモニーが魅力。」

哀愁度    ★★★
爽快度    ★★★★★
短3度     ★★★★☆
キーボー度  ★★★★
ハー度    ★★☆
産業度    ★★★☆

RENAISSANCE RECORDS盤。70年代のメロディアス・ロックなので
自分のツボをつくような音では無いはずだが、結構気に入っている。
(通しでよく聴くかと言われれば、そうでも無いのだが。)
特に 1stの曲に魅力を感じる。「ON THE RUN」「TIME BOMB」はとても好き。

「DEFINITIVE COLLECTION」というベスト盤では、'76~'82年にリリース
されたアルバムからの曲が聴けるが、'81年から急に産業化している印象。
その後も何枚かアルバムをだしているようなので、どういう感じか気になっている。
この曲レベルで産業的だったら、かなり良さそうな気がするけど
再発なんて絶対無いだろうなぁ~。(^^;

「VOICES」('85)、「SO WHAT」('86)

  

ようやくLPで 80年代中旬のアルバムが2枚聴けたので追加。
2枚とも80年代中旬らしいポップな産業アルバムである。
聴く人によっては、産業というより、普通のポップアルバムと感じるかも。
「VOICES」はジャケの感じだとプログレ系の感じがするが、プログレの
雰囲気はほとんど無く、プログレの匂いがするポップバンド(ELO、SAGA、
THE ALAN PARSONS PROJECTなど)が創るポップアルバムという感じがした。
ELO「BALANCE OF POWER」のようなキラキラポップ曲有り、SAGA
ALAN PARSONSのような落ち着いた感じのポップ曲有りという感じである。
「SO WHAT」は「VOICES」に比べるともっと産業的な軽快さがある。
(・・と言っても聴く人によっては、普通のポップアルバムである。)
CCM系がやっていそうな、爽快な産業ポップアルバムという雰囲気もある。

聴けた範囲で、このバンドは 70年代のアルバムも、80年代のアルバムも
曲レベルが全般に高いと思う。後は好みの問題でハマれるかどうかだけ。

LAKE('76)
LAKEⅡ('78)
PARADISE ISLAND('79)
OUCH('80)
HOT DAY('81)
LIVE('82)
NO TIME FOR HEROES('84)
VOICES('85)
SO WHAT('86)
DEFINITIVE COLLECTION('97)-BEST

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