洋楽日記

80年代の産業ロック、ハードポップが特に好みです。

いにしえのメロディック・ロック

2006-12-17 23:16:36 | 音楽(いにしえ・マイナーメロ/産業)
B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」に載らなかった
いにしえ系のメロディアス・ロックを並べてみた。

・STREETS「1st」('83)、「CRIMES IN MIND」('85)

  

KANSASの STEVE WALSH在籍の産業ロック・バンド。
産業系の中では結構ハード路線でハードロックの雰囲気もあって格好良い。
「CRIMES IN MIND」は個人的名盤。前半の流れがたまらんなぁ。(^^)
「1st」の方も「CRIMES~」ほどでは無いと思っていたけど
改めて聴くとかなり良いなぁ。「CRIMES~」と同じくらい好きになるかも。

・PROTOTYPE「PROTOTYPE」('83)



カナダのプログレ・ハード・バンド。
ゲーム音とかピコピコした音が入っていて、個人的にはとても美味しい。(^^)
こういうところは、何となく TALKING HEADSを思い出す。
プログレハードに80年代のエレクトロニクス系のポップサウンドを加えたような。
キーボー度が中々高い曲もあるし、全般的に曲のレベルも高いと思う。

・JOHN LAWTON「HEARTBEAT」('80)



LUCIFER'S FRIEND、URIAH HEEPに在籍した人のソロ。
LUCIFER'S FRIENDⅡよりマイナーっぽい産業ロックという印象。
いにしえ、マイナー系の産業ロックが好きだったら美味しい音。
特に良いとは思わず暫く放置していたが、いきなりヒット。
僕が持っているのは音が悪いCD-Rで気が付いたときには
時既に遅く廃盤になっていた。何とか買い直したいなぁ~。

・PRISM「ARMAGEDDON」('79)、「SMALL CHANGE」('81)

 

カナダのメロディアス・ハードロック・バンド。
「ARMAGEDDON」はプログレ・ハードのような雰囲気が少しある、いにしえ系メロ。
「SMALL CHANGE」は徐々に80年代の産業ロックになっている感じ。
後にリリースされた「BEAT STREET」は更に80年代風になっていて
タイプとしては一番好みの音なのだが、曲は上の2枚の方が好き。
(追記)itunes storeで「YOUNG AND RESTLESS」「SEE FOREVER EYES」を試聴した。
「YOUNG~」は先頭の2曲は良いが3曲目以降が単調な印象を受けた。
「SEE~」は予想通り、自分の好みより古い音なので厳しそう。

・「PRISM」
・「SEE FOREVER EYES」('78)
・「ARMAGEDDON」('79)
・「YOUNG AND RESTLESS」('80)
・「SMALL CHANGE」('81)
・「BEAT STREET」('83)


・TOUCH「TOUCH」('80)



AMERICAN TEARS、DRIVE SHE SAIDの MARK MANGOLDが在籍したバンド。
これらのバンドの中では、TOUCHが一番自分好みの音。
いにしえ系メロ・ファン限定の垢抜けない音という感じもするけど
個人的には、非常に美味しい音と曲が並ぶ名盤。「LOVE,DON'T FAIL ME」
「SO HIGH」など適度に叙情的な曲があって、そこがまた良いなぁ。

・CHILLIWACK「OPUS X」('82)、「LOOK IN ,LOOK OUT」('84)

  

カナダのメロディアス・ロック・バンド。
ベスト盤を聴いた限りでは、この2枚の曲が産業ロック風味で好みであった。
この頃の音は、初期の DAKOTAに近いような気がする。
「OPUS X」が、このバンドの最高傑作という評価らしい。
前半がかなり好みで、後半に多少テンションが下がる曲がある。
「LOOK IN ,LOOK OUT」は垢抜けない産業ロックという感じ。
「OPUS X」に比べると、80年代らしい音は増えたが、ハードさが減退して
全体的にAOR、ポップな音になっている。自分には少し落ち着き過ぎかな。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 購入CD(12/16) | トップ | 聴いたCD(12/17) »
最新の画像もっと見る

音楽(いにしえ・マイナーメロ/産業)」カテゴリの最新記事