保護犬めぐの里親様募集は事情により中止しております、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
その子の情報は8/9に静岡県東部で活躍されておられる動物愛護団体「どっぐふぁみりーきゅーぴっと」さんからもたらされました。
高齢の飼い主の元で飼われていたが、飼い主が死亡、行き場を失っている甲斐犬(雌)が保健所に収容中、今すぐに殺処分は無いかもしれないが、
保護出来る余裕が他団体にも相談したが、どこも目一杯。しだはいワンニャンの会が甲斐犬繁殖場崩壊に関っている、
収容中の甲斐犬を保護し、保護犬として里親探しは出来ないか?といった内容だったそうです。
以前に書かせて頂いた通り、現在も当家の縁者Nが甲斐犬繁殖場崩壊へボランティアで入らせて頂いており、当家にも情報が入って来ました。
「実際に顔を見てみよう」という事で、8/13に、どっぐふぁみりーきゅーぴっとさん・しだはいワンニャンの会の両代表、当家の縁者Nとで、
保健所へ出向き、件の甲斐犬を見に行きました。
Nの印象としては、「すごく小さく見えた、一瞬、甲斐犬では無いのではと思ったほど」だったそうです。
保健所へ行って詳しい情報が出て来ました。
実は多頭飼いであった事、高齢の飼い主に小型犬2頭と暮らしていたそうです(この2頭は、この日にどっぐふぁみりーきゅーぴっとさんが保護)、
今年5月ぐらいに飼い主が入院、2カ月間は飼い主の御親戚が3頭の家に通い世話をしていた、7月に飼い主死亡、世話をしてくれていた御親戚にも、
犬が飼えない事情があったのか、保健所へ相談→収容となったのだそうです。
話をNから聞いた鉄肝家は、甲斐犬目線で想像してみました、5月ぐらいまでは、その子なりの喜びや楽しさのある家庭(群)だったと思います、
他の2頭の様子から群の中でも最下層のポジションに居た事が想像出来ました、リーダー(飼い主)に頼り、先輩(小型犬2頭)に叱られたりしながら、
日々を過ごしていただろうと。
それが、ある日からリーダーが忽然と姿を消す、先輩犬たちも何が起こったか理解出来ず、緊張感のある空間になったかも知れない、
見た事も無い人が家に出入りし始める、身の回りの世話はしてくれるが、「あなたは誰?リーダーは何処?」の犬達の問いに答えは返って来なかった。
リーダー不在の生活が2カ月になり、犬達もその状況を受け入れつつあったある日、作業服姿の見た事の無い人間が数名、突然テリトリーに侵入、
手に持ったスリップリードを使い、先輩犬を次々に捕えて行く、必死に抵抗し「怖いよぉ、やめてやめて、助けて」叫びもむなしく、自分よりも
上位の先輩犬は連れ去られてゆく、恐怖しか無かったと思います。
保健所職員に悪気など無いのですが、スリップリードには使い方にコツがあります、ある意味、修羅場の収容現場で時間を掛け、苦しみや恐怖を、
極力少なく収容作業するのは、難しいのかも知れませんが、是非、努力して頂きたいと兼ねてから感じておりました。
使い方次第ではスリップリードは気道を締める窒息ツールになってしまいます。
「苦しい、息が出来ない、ごめんなさい、ごめんなさい、許して、助けて」甲斐犬の女の子は、必死でした、恐怖から出たのは唸り声と暴れでした。
大切な思い出や、リーダーの帰りを待たなければならない家から、収容所へと3頭は連れて来られました。
いくつか区切られている収容スペースに甲斐犬は入れられ、知らない音、知らない匂いに囲まれ、たった一頭で時間を過ごす事になります、
姿は見えませんが、鳴き声や匂いで先輩犬が、近くに居る事だけは分かります、恐らくそれだけが心の拠り所だったのではと思います。
その唯一の拠り所が…
収容され約1カ月すぎた8/13また見知らぬ人間が数名やってきました、その中の体の大きなオジサンは、大嫌いなカメラを近づけて来ます、
「誰だろう、知らない人、怖そうだな、静かにしていよう」
その人達が居なくなって、大変な事に気が付きます、先輩犬の気配が無いのです、数日間をたった一人で過ごします、どんなに心細かったか、
誰にも頼れない、群れの最下層の犬の心がどういう状態なのか、想像も出来ません、恐怖・絶望、ネガティブな感情しかなかった事でしょう。
人間だって孤独な甲斐犬の女の子を、その数日間ただ放置していたわけではありません、しだはいワンニャンの会、N、そして鉄肝家だって、、、。
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。
その子の情報は8/9に静岡県東部で活躍されておられる動物愛護団体「どっぐふぁみりーきゅーぴっと」さんからもたらされました。
高齢の飼い主の元で飼われていたが、飼い主が死亡、行き場を失っている甲斐犬(雌)が保健所に収容中、今すぐに殺処分は無いかもしれないが、
保護出来る余裕が他団体にも相談したが、どこも目一杯。しだはいワンニャンの会が甲斐犬繁殖場崩壊に関っている、
収容中の甲斐犬を保護し、保護犬として里親探しは出来ないか?といった内容だったそうです。
以前に書かせて頂いた通り、現在も当家の縁者Nが甲斐犬繁殖場崩壊へボランティアで入らせて頂いており、当家にも情報が入って来ました。
「実際に顔を見てみよう」という事で、8/13に、どっぐふぁみりーきゅーぴっとさん・しだはいワンニャンの会の両代表、当家の縁者Nとで、
保健所へ出向き、件の甲斐犬を見に行きました。
Nの印象としては、「すごく小さく見えた、一瞬、甲斐犬では無いのではと思ったほど」だったそうです。
保健所へ行って詳しい情報が出て来ました。
実は多頭飼いであった事、高齢の飼い主に小型犬2頭と暮らしていたそうです(この2頭は、この日にどっぐふぁみりーきゅーぴっとさんが保護)、
今年5月ぐらいに飼い主が入院、2カ月間は飼い主の御親戚が3頭の家に通い世話をしていた、7月に飼い主死亡、世話をしてくれていた御親戚にも、
犬が飼えない事情があったのか、保健所へ相談→収容となったのだそうです。
話をNから聞いた鉄肝家は、甲斐犬目線で想像してみました、5月ぐらいまでは、その子なりの喜びや楽しさのある家庭(群)だったと思います、
他の2頭の様子から群の中でも最下層のポジションに居た事が想像出来ました、リーダー(飼い主)に頼り、先輩(小型犬2頭)に叱られたりしながら、
日々を過ごしていただろうと。
それが、ある日からリーダーが忽然と姿を消す、先輩犬たちも何が起こったか理解出来ず、緊張感のある空間になったかも知れない、
見た事も無い人が家に出入りし始める、身の回りの世話はしてくれるが、「あなたは誰?リーダーは何処?」の犬達の問いに答えは返って来なかった。
リーダー不在の生活が2カ月になり、犬達もその状況を受け入れつつあったある日、作業服姿の見た事の無い人間が数名、突然テリトリーに侵入、
手に持ったスリップリードを使い、先輩犬を次々に捕えて行く、必死に抵抗し「怖いよぉ、やめてやめて、助けて」叫びもむなしく、自分よりも
上位の先輩犬は連れ去られてゆく、恐怖しか無かったと思います。
保健所職員に悪気など無いのですが、スリップリードには使い方にコツがあります、ある意味、修羅場の収容現場で時間を掛け、苦しみや恐怖を、
極力少なく収容作業するのは、難しいのかも知れませんが、是非、努力して頂きたいと兼ねてから感じておりました。
使い方次第ではスリップリードは気道を締める窒息ツールになってしまいます。
「苦しい、息が出来ない、ごめんなさい、ごめんなさい、許して、助けて」甲斐犬の女の子は、必死でした、恐怖から出たのは唸り声と暴れでした。
大切な思い出や、リーダーの帰りを待たなければならない家から、収容所へと3頭は連れて来られました。
いくつか区切られている収容スペースに甲斐犬は入れられ、知らない音、知らない匂いに囲まれ、たった一頭で時間を過ごす事になります、
姿は見えませんが、鳴き声や匂いで先輩犬が、近くに居る事だけは分かります、恐らくそれだけが心の拠り所だったのではと思います。
その唯一の拠り所が…
収容され約1カ月すぎた8/13また見知らぬ人間が数名やってきました、その中の体の大きなオジサンは、大嫌いなカメラを近づけて来ます、
「誰だろう、知らない人、怖そうだな、静かにしていよう」
その人達が居なくなって、大変な事に気が付きます、先輩犬の気配が無いのです、数日間をたった一人で過ごします、どんなに心細かったか、
誰にも頼れない、群れの最下層の犬の心がどういう状態なのか、想像も出来ません、恐怖・絶望、ネガティブな感情しかなかった事でしょう。
人間だって孤独な甲斐犬の女の子を、その数日間ただ放置していたわけではありません、しだはいワンニャンの会、N、そして鉄肝家だって、、、。
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。