戻って来ないでね

「きゃぁー」

という妻のけたたましい叫び声。

「今度はなんだぁ」
と、慣れっこになっている家族は全くあわてません。
3日に1度は「きゃぁー」ですから・・・

「どうしたの？」の聞くと、妻の指差す先にいたのが
このクモです。


ちょっと、いや、かなりグロテスクで申し訳ありません。
これは「きゃぁー」でも仕方ないか。

よく見るとこのクモ、お腹に子供を持っているのでしょうか？
白いものを抱えています。

クモは益虫。

死んだおばあちゃんからも、
「クモは絶対に殺しちゃだめよ」言われていました。
ましてや「子持ち」となれば、なおさらです。

でもねぇ、こいつはねぇ、どうしましょ。


必死になってテニスボールのカンに入れて、
近くの原っぱに放してきました。
先日の「ハチ退治」よりよっぽど怖かったです。

戻って来ないといいけれどねぇ・・・

紫の舞

梅雨が明けようという頃になって
連日「梅雨らしい」雨が降っています。

それでも庭の植物たちは、本当に生き生きと雨に打たれています。
ふと見ると懐かしい（と、言っても10ヶ月ほど前ですが）草に目が止まりました。


ムラサキカタバミ、と言うより別名の
「紫の舞」という名前の響きが気に入って
とても印象的な花です。
花言葉の「母の優しさ」と言うのも素敵です。

これは10月頃の花ですが、
今でもきれいな紫の葉は「健在」です。

またこの小さな花が咲くのを
楽しみに待ちましょう。

しまったぁ

ゆり、というより「カサブランカ」と言ったほうが似合うでしょうか？
つぼみから一気に4つも咲きました。

この日も曇り空で、もう少し晴れていればきれいに撮れるのに・・・

頭が重そうで、時々通り過ぎる風に、倒れそうになっています。
くちなしのような甘ーい香りを漂わせて
どんよりした曇り空の下
その「派手な姿」を見せびらかすようにしていました。


そういえば、この手の花粉は服につくと
なかなか取れないんでしたよね。
「つかまらない」程度に近寄って・・・

って、

もうTシャツについてしまいました。

また怒られるなぁ・・・

癒しの雨

雨上がりの午後、川沿いの道端に
金線海棠（美容柳）を見つけました。

今年はあちらこちらでこのオトギリソウの仲間を見かけていますが
そろそろ花も終わる頃のはず。
でもここの花はまだしっかり空に向かって咲いていました。

シベの元には、雨宿りをしていたのでしょうか
小さな虫が隠れていました。

じめじめした梅雨ももうすぐ明けるのでしょうが
花にとっては癒しの雨なのですね。

つまらないよぉ

今日も

たいくつだなぁ

まだだね

雷雨の後の

夏になりきれない空

次はぜひ・・・

またまた植えた覚えのない黄色い花が咲きました。
我が家では食べるものにも困っていると神様はご存知なのか
どうもこれはミニトマトのようです。


きゅうりかと思いましたが、調べるときゅうりの花は
花びらがもっと丸いんですね。
かわいい黄色の花は、いつでも歓迎ですが
何でこんなところに出てきたのでしょうか。
朝顔と競って伸びているのには
おもわず笑ってしまいました。


神様、出来れば今度は
「金のなる木」をお願い！

携帯

携帯が壊れました。
いえ、正確には壊れていました、この2週間ほど。

最近相手の声は聞こえるのに、
こちらの声が相手に届いていない（らしい）事が度々ありました。
こちらは「バリ３」（この言い方、まだ通用しますか？）なので、
先方に「電波ないんじゃない？」などと言ってすましていましたが
娘の「パパの電話、いつも雑音してる」と言う言葉に「ハッ！」としました。
「こっちかぁ」

皆さん申し訳ありませんでした。

こちらが壊れているとなると、落ち着きません。
早速ドコモショップに行くと、なかなか高額な見積もりが。
まだ2年しか使っていないのにと思っていると
「もう2年もお使いですから」と言われてしまいました。

私の場合、携帯の購入は安く手に入るのですが、
取引先とのしがらみがあって自由には選べません。
取引先の担当に
「携帯の機種変したいんだけど、今使っているのと出来るだけ同じのにしてくれる？」
と連絡すると、「じゃあこれですね」と言って持って来たのがこの白い携帯です。

「通話とメールが出来ればいいんだけどな」と言う私に
「これ一台で音楽も聞けるし、写真も撮れる、コンビニでもJRでもキャッシュレスですよ。
こんな便利なもの使わなきゃ」と担当者。

カメラは愛用のものがあるし、i-podだって持っている。
キャッシュレスがそんなに便利かなぁ？

おまけに「その、ワールドカップのゲームがなかなか面白いんですよ」と担当者。
「こんな小さい画面じゃつかれちゃうよ。最近、近くが見づらくなってきたんだ。」
と笑いながら言うと
手元の書類を見て「ああ、xiaoさん、1956年生まれですね。あ、今月誕生日だ。
もう半世紀も生きているんですねぇ。はは、老眼ですよ」



おまえなぁ、

個人情報をそんな風に使っていいのか。
それに少なくとも、こちらが「客」だろう？
よくそんな言い方ができるなぁ

などとは言わず
「そうだね」と答えて、早々にお引取りいただきました。

こうなれば、この携帯、使いこなしてやるぞ。



って無理だな。

待てなかったのかなぁ

10日ほど前までは、輝くような黄色の花を見せてくれたのは「マンネングサ」でしょうか。
今日たまたま同じ場所を通りかかったら、悲しいことに跡形もなく茶色く枯れていました。
確かにこの花は6月下旬くらいまでが開花時期だそうですが
「どうして？」というほどに何もなくなっていました。


多肉みたいな葉っぱと、「プチプチ」のついた花は
夏の花と言う感じがしたのですが・・・

夏まで待てなかったのかなぁ。

ひと騒動

ゴールデンウィークの頃、ベランダにいくつものハチの巣があるのを見つけ
小さいうちにと撤去しておきました。
それでも時々数匹飛んでいるのを見かけていましたが
巣の場所はわからないまま。
昨晩は、「ヤモリ」を追いかけていたら
たまたまこの巣に行き当たりました。

「ありゃぁ、こんなところに・・・」
とりあえず写真をと思い、2枚3枚と撮っているうちに
フラッシュに反応してしまったのか
どんどん巣から出てくるではありませんか。
これは大変とあわてて虫網をかぶせましたが
網の中では音を立てて何十匹のハチが飛んでいます。
片手で網を押さえたまま動くに動けず
「おーい！」と妻を呼びますが
外に出てきて状況を「察知した」彼女は
「何やってんのよ！」と言いながら、すぐに家の中へ戻ってしまいました。

必死に懇願して、長い棒を持ってきてもらい
網の外から巣を突っついて、無事巣を落としました。
かわいそうでしたが、すべて退治。
ハチは40匹近く、幼虫も10匹近くいました。

このまま放っておいたらと思うと、ぞっとしました。
月のきれいな夜の、ひと騒動でした。

合掌。