1月の終わりからつぼみを見て
心待ちにしていた辛夷の花
この花は、顔を出すまですごく待たせるくせに
咲いてしまうと、あっという間に終わってしまいますね
今年は地震やら、いろいろあったので
もう見ごろは終わってしまったかなと思っていました
いえいえ
ちゃんと待っていてくれました
やさしさをいっぱいに待っていてくれました
白い沈丁花が満開です
甘い香りを放って、笑顔いっぱい
やさしさを、思い出させてくれました
* * * * * * * *
地震が収まらない中、次男が両眼とも「網膜剥離」と診断され
急きょ入院、手術しました
2時間くらいと言われていた手術は、4時間弱かかり
祈るような気持ちで、手術室のドアが開くのを待ちました
幸い手術は成功して、あとはどこまで視力が回復するか・・・
ご心配いただき、メールを下さった方
ありがとうございました
春らしいよい天気でしたが
ガソリンの節約で、家におとなしくしていました
何度も撮っている庭の花、「ベニジオ アークトチス」
気温によって、閉じたり開いたりがとてもかわいい(笑)
花の中で、みんな小さな「ピース」をしています(笑)
ピンクもきれいですが、黄色い花は炎のよう
やさしい春の炎です
静かな佇まいのじゅんさい池
以前と変わらないように見えますが
水辺の通路など、ところどころひび割れています
あれから1週間が経ちました
地震が来る前までは
花の季節の到来を心待ちにしていましたが
あの日を境に
いえ、あの一瞬を境に変わってしまいました
偉そうなことは、何も言えません
でも
前を向いて歩いていかないと、
みんなで手をつないで歩いていかないと、
今は
とてもそう思います