のり巻き のりのり

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マララさんノーベル平和賞

2014年12月12日 | つれづれ日記
マララ・ユスフザイさん
ノーベル平和賞受賞演説がすばらしい

17歳でノーベル賞、マララさんもすばらしいけれど、賞を与える財団、選考した人々もすばらしい
パキスタンやテロの続く国々では、子どもたちが十分な教育を受けることができない。
とりわけ女の子が犠牲にされているという。

世界中の子どもたちが教育を受け、自分の考えを持つようになればもっと世界は変わると思う。
マララさんは、戦車より学校を、銃より本をと訴えている。

今の日本の子どもたちがいかに恵まれているか、あたりまえであることがあたりまえでないことをもっと知って欲しい。
自由に勉強ができることの幸せをわかって欲しい。
子どもたちは学校で真剣に勉強をして欲しい。未来のために。

亡くなった父は、フィリピンの学校で恵まれない子どもたちのために多くの寄付をしてきた。
教室には今も感謝の言葉が書かれているという。

学校へ行かせることが最大の援助だと、言っていた父
私が小さいときは、まだ経済的に余裕がなかったため、思うような塾や習い事を十分させてやれなくて悔しかったと、晩年つぶやいたことがあった。
成績のことは言われなかったが、本を読めと絶えず言われてきた。

教育の目的は精神の自立である。
マララさんの声は、殺されるかもしれない道を選んで進む人間の、研ぎ澄まされた高い精神性の表れである。

この演説を聞いた、読んだ全ての人々とともに感動の拍手を送りたい。