テレ朝、TBS「モリカケ報道」のどこが悪いhttp://ironna.jp/article/7986
山田順という方の上記タイトルのコラムを読みました。
要旨は、ネットメディアが乱立し、ほとんどの国民がSNSを使っている現状で、公正報道を問うこと自体がおかしい。事実関係をゆがめたり、まったくの虚偽報道はあってはならないが、政治的に偏った報道はどんどんあるべきだ。と、あります。
上記、のコラム要旨については、僕は異論がありますね。特に「政治的に偏った報道はどんどんあるべきだ」・・は、新聞なら月々の購読料、テレビ・ラジオ等民放の放送局ならスポンサーからの広告宣伝費、NHKなら受信料等すべてお金を得ている以上、国民にとってなにがしかの有益な情報、判断材料、指針を提示することが責任として発生すると思うし、偏った報道しても、それをどう判断するかは国民であるというなら、先の太平洋戦争で「米英撃滅、支那との戦争は正義の戦争」とさかんに国民を煽った当時の新聞・ラジオ等の報道は「それは、政治的偏向にだまされた国民が悪い」ということですかね?どうも納得できないな。
ただ、この山田順氏のコラムで以下の一文は僕は同感です。
「日本のリベラルが実はリベラルでないこと。護憲とリベラルは一致しないことを立憲民主党の主張から導いてほしかった。リベラルが「改革・革新」を意味するなら、リベラルこそ改憲を唱えて社会を革新していく使命がある。それが、なぜ『平和憲法』といっても『日本の平和』ではなく『アメリカの平和』のために存在する、憲法第9条を変えてはいけないか。この摩訶不思議なリベラルをもっと解明してほしかった」
・・そうですよね、リベラルというのは、既存の社会の仕組みや政治的通念を新たに、改革・革新で新たに作り直すはずなのに・・・アメリカが、日本に戦争を放棄させ、代わりに日米安保のもと、日本を統治下に置く(僕は、日本はまだ半分は占領下に置かれていると思いますけどね)ために作られた、日本国憲法をずっと、護憲で変更せずそのまま守り抜くというのは、本来、護憲派=左翼=反米というスタイルから・・矛盾すると思うんだけどな(笑)ならば、左翼こそ、憲法を変えさせないためにも、積極的に日米安保を推進してほしい(笑)
個人的には、先の戦争で日本は「戦争には不向きな国」だから、戦争はしてはならないという思いがある。この不向きな国というのは、地政学的にもあるし、資源・人口の面もあるし、何より一番欠けているのは、変化に敏感に対応して、新しい仕組み・モノを作るのが苦手という国民性を、太平洋戦争の記録を色々見て痛感したから、上記のように書いたんですけどね。 ただ、国の存在が他国から理不尽に脅かされる・・その時は、自衛隊が理不尽な相手を排除する・・この一文は憲法第9条に入れてもいいと思う!いざという時に立ち上がる気概がなければ、国の存続は危ういものだと思いますよ。余談ですが、お隣の国、韓国・北朝鮮で来年以降に起こることは、色々日本にとって反面教師の材料を提供することになると思いますけどね。そして、それが、理不尽かどうか、それを判断させる材料(情報)を、報道に携わる人は、責任をもって報道してほしいと思いますけどね。
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