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https://news.goo.ne.jp/article/postseven/entertainment/postseven-1645082
このドラマを最初と途中で1時間のうちの10分とか、そして、最後の回を観ました。
結局、人生をやり直しても、元の夫婦に戻ってしまったのは、落としどころはここだったのかと思いました。
このドラマを観て、私が過去のどこかに戻れるとしたら、どこにするか、と真剣に考えてしまいました。
「ブログのテーマ」で、そういうテーマが出ることがあるんですが、そんな地点はないわ、また、同じ苦労があるなら、今でいい、と思ったものですが、
でも、このドラマのように、戻った本人に戻る前の記憶があるのなら、失敗は避けられる、じゃあ、話は違う、私なら、小学校の3年、いや、母が亡くなった1年生の時にする、
そして、母が亡くなって、私の面倒をみられないと判断した父が、私を姉(その時30歳で独身教師)に育てさせることにしたのだけれど、この地点で、私は、孤児院のようなところに身を寄せて、勉強だけをして過ごす、そういう人生を選びたいと思いました。
こうすれば、姉は、私の面倒をみたから、結婚できなかったと思わなくても済むと思うし、また、実際は姉と暮らした私は、姉が朝型に痙攣を起こしたのでどうしたものかと思い、隣りにいた姉の同僚の保険の先生に知らせたのですが、これはやってはいけなかった行為で、姉は、どうしてしらせたの・・・;と茫然としていました。
姉には、20歳頃に大病をして、何か、厄介な病を抱えたらしかったのですが、子供の私にはちゃんと知らされていませんでした。保険の先生だった同僚は他の人に喋ることはなかったけれど、姉の心には大変な傷を作ってしまいました。
また、姉が私を養う立場でなかったら、姉は結婚もできたかもしれません。
私は、孤児院でひたすら勉強をして、自分の人生を生きて行く、そうすればよかったんだ、とあのドラマを観て心底から思いました。
姉と一緒に暮らすことになって初めて姉の住まいに引っ越したときに、
姉は、開口一番、“あんたは、私の世話をするんだから、絶対に離れたらだめだよ”とニコリともせずに言いました。
私は、そのとき、うん・・・と言ったのは覚えているし、他に兄弟姉妹がいなかったから、姉の面倒をみるのは私しかいないと、言われなくても、思っていたのですが。
その後の私の人生は、姉の思い通りに進めなくてはならず、もやっとした疑問の中で、もちろん失敗しました。