ペキぽけっとーフミですよ~♪

2002年9月20日生まれで2015年4月16日没のフミの日々を。





命日は、2015年4月16日

新型コロナ患者に錯乱やけいれん、脳への影響懸念

2020-04-22 | お題


記事内容:

新型コロナ患者に錯乱やけいれん、脳への影響懸念
2020/04/22 15:55

米ニューヨーク市内の病院に搬送される新型コロナウイルス感染症患者と対応にあたる医療従事者(2020年4月6日撮影)。(c)Bryan R. Smith / AFP
(AFPBB News)
【AFP=時事】(画像追加)米ニューヨーク州で病院に搬送される新型コロナウイルス感染症患者の間にはある傾向がみられる──それは、発熱、せき、息切れといった症状にとどまらず、深刻な錯乱状態に陥る人が一定数存在していることだ。こうした患者らは、自らがいる場所や今年が何年なのかも分からなくなっていることを訴えているという。
 錯乱は、患者の血中酸素濃度の低下に関連しているケースもあるが、一部の患者では順調な肺機能にも関わらず同様の状態が見られるため、その場合は血中酸素濃度が理由であることは考えにくい。
 こうした患者を診察している米ニューヨーク大学ランゴーン・ブルックリン病院の神経科医、ジェニファー・フロンテラ氏はAFPの取材に応じ、これらの所見によって新型コロナウイルスが脳と神経系に及ぼす影響についての懸念が高まっていると語った。
 米国医師会雑誌では先週、中国人患者214人の36.4%が嗅覚喪失や神経痛から、けいれんや脳卒中までのさまざまな神経症状を示したことが明らかになったとする研究論文が発表された。
 また、米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル」に今週掲載された論文では、仏ストラスブールの患者58人を調査した結果、半数以上に錯乱や興奮などがみられ、脳画像検査で炎症が示唆されることが明らかになった。
 米カリフォルニア大学サンフランシスコ校神経学部の学部長を務めるアンドリュー・ジョセフソン氏は、AFPの取材に「これ(新型コロナウイルス感染症)は呼吸器疾患だと言われてきたが、最も気掛かりな部位である脳にも影響が及んでいる」と話し、「錯乱状態になる場合や、思考障害がある場合は、これらを理由に病院で診察を受ける必要がある」と指摘する。
「これまで言われ続けてきた『呼吸困難でなければ来るな』はもはや当てはまらないだろう」
■ウイルスと脳
 新型コロナウイルスが脳や神経系に影響を与える可能性があるというのは、科学者にとって全く予想外だったというわけではない。こうした影響は、エイズウイルスなどの他のウイルスですでに確認されているからだ。HIVは未治療の場合、認知低下を引き起こす恐れがある。
 新型コロナウイルスによる患者への神経学的影響は、脳の侵害そのものよりも、過剰な免疫反応の結果である可能性の方が高いと、医師らは現在得られている証拠に基づき見解を示している。
 脳の侵害が起こることを証明するには、脳脊髄液内で新型コロナウイルスを検出する必要がある。脳脊髄液でのウイルス検出は、24歳の日本人男性患者ですでに確認されている。男性の症例は医学誌International Journal of Infectious Diseaseで発表された。
 男性は錯乱とけいれんを発症し、画像検査の結果は脳の炎症を示していた。だが、これまでに知られている症例はほぼなく、髄液に対するウイルス検査の妥当性もまだ実証されていないため、科学者らは依然として慎重な姿勢を崩していない。
 脳画像検査と脊椎穿刺(せんし)は、人工呼吸器を装着した患者に実施するのは困難であり、さらには大半が死に至るため、神経損傷の範囲についてはまだ完全には明らかになっていない。
 だが、人工呼吸器を装着して生還する少数の患者のために、神経科の医師らの助けが必要になり始めている。
 米ロング・アイランド・ジューイッシュ・フォレスト・ヒルズ病院の神経科医ローハン・アローラ氏は、「錯乱の症状を呈している患者の診察を数多く目にするようになった」としながら、回復した患者の40%以上にあてはまると説明した。 【翻訳編集】AFPBB News



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« COVID-19は70日間で終わるって | トップ | 歯科医院でクラスター発生か... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

お題」カテゴリの最新記事