特養に入所してまもなく3年となろうとしていた。姑、とこ。食事を摂れなくなってきていると、特養からのお知らせにあったのは数か月前だ。面会での発話は、ごく少なく、15分の短い時間では足りなくて、打てる手は羊羹を届けることだけだ。羊羹は食べた、という短い会話が私たちの希望だった。「まだ使ってないの」と言ってた化粧品のサンプル「アスタリ〇ト」のこと、それがはっきりと示された数少ない彼女の意志だった。誤嚥し . . . 本文を読む
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