こんばんは。
いつもこのことを考え出すと、わからなくなる。
世の中に、人の性質を2つのタイプに分けたとして。
Aは、道徳的なタイプ、他人に何かを要求してはいけないと思う
けれど、困っている人がいたら助けてあげなければと思う。
Bは、自分の欲求は常に正であり他人に何かしてもらえたらラッキーと思うタイプ。
Aは人に言われたことを疑わず
Bはみんな自分の欲求に忠実だから自分以外信じない
Aは自分を求め庇護してくれる誰かがこの世に存在すると思い、
Bはすべてを自分が決め、自分を守るのは自分であり、
自分の都合のいい相手を選び、いつでも変更してもいいと思っている
漫画では、個性的なキャラクターが、ドキドキハラハラの展開の中で
かっこいいセリフを吐く。
男性作家が男性読者を対象にした作品の中で描くキャラクターとストーリーでは、
女性は欲望の対象で、対等な存在として尊敬する対象ではなく、
自分の欲求に沿う行動をしてくれる都合のいい存在である。
女性作家が女性読者を対象にした作品の中で描くキャラクターやストーリーでは、
こんなにダメな私でも、あのかっこいい人に必要とされ、庇護されるという
シンデレラ的ストーリー展開で、男性キャラは仕事ができて人気者で完璧な、
正義感あふれる、道徳的に正しく強い人だ。
男の子を育ててみて思ったことだが、
男の子は小さいころから、なんでも競争なのだ。
俺のほうが強い、俺のほうが早い、と、そればっかり。
だからまずは勝たないといけない。
でもいつも勝っていることは難しい。
先日見たテレビ番組で、とあるスパゲティーのお店が紹介された。
その時ちょっと意外だったのが、スパゲティーだから女性客ばかりかと思いきや、
男性客が多かったこと。その理由は、大食いメニュー。
6人前のパスタを45分以内で食べたら無料、というやつ。
勝ちたい、のだ。
競争ばかりしているから、
負けた時の言い訳も用意している。
負けた時のカッコ悪くない引き際もあらかじめ考えてる。
折り合いのつけ方も。私の頭の中にはなかった概念だ。
どこか相談サイトで見た、「スキを見せたが最後マウンティングされて終わり」、
そんな言葉も私にはびっくりだ。
なぜマウンティング(哺乳類が交尾の際にとる馬乗りの姿勢、サルの優位誇示行動)しなければいけないのか? 互いに平等である人間なのに?
スキを見せたら終わり、すなわち、抗えなくなる、相手は「譲る人」にはどんどんつけ込んでいくのだから。
語弊を恐れずに言えば、なんだろうか、あの、ガラが悪いってやつ?
いや、私は全く聖人君子といった人物ではないけれども。
人の善意につけこむような人間が、Bタイプが存在する。身近に。
(2つのタイプに分けたんだから)人類の半分がそうだなんて。
もちろん、個々には、女性だってマウンティングする人もいるだろうし、
男性だって道徳的で正義感あふれる人がいる。
なんていえばいいの?
やっぱり、弱い人や譲る人に対してつけ込む人間は恥ずかしい。
自分がそういうことをするのは、いやなんだ。
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