なんの危機を管理する？

こんばんは。

今日は健康診断なので、前日の遅い時間の食事はダメで、今朝も水分だけだ。夫は食事のことはさして辛そうではないが、緊張はしているようだった。

それでお昼にはメールを入れることにした。

すると、血圧はいつもの通り、最初は１５０を超えてしまい、何度か測って１３０後半になったそうだ。
「白衣のうさぎ」に検査されて、ぴゅーっと数値が上がったのでは？とからかうと、自分で計測することになっていたという。


「一体、なんなんだろうね？　毎回、最初にすごく血圧高く出ちゃって」

帰宅して、「腕を入れるだけの計測でしょう」と尋ねたら、「その機械に計測の時に（腕が痛くなるほど締め付けが）止まらなくなることがありますとか書いてあるから、ぎゅーってなると、そうなっちゃったらどうしようって力（ちから）が、ね」と笑う。

あ、ここでも危機管理か。

そばのビルの上から狙撃されるかもしれないと常に危機を想定する、というあれだ。

まだ血圧計のスイッチはどこなのか、電源コードを抜けば止まるだろうから、計測前に位置を確認しておこうとか、うだうだ心配を重ねている夫に、
「ねぇ、締め付けがきつくなって止まらなかったことって今まであったの？」

「いや、ないけど」

「狙撃されることもないと思うけど」

「なかったけどさ、やっぱり、そういう想定をしてるのとしてないのとでは」


…はいはい。いつもあらゆることを想定して危機管理しなくては、ね。
でも血圧計の時は、いらんから。
どうか正確な数値が出ますように。

不整脈は微妙な数値らしい。心拍数がちょっと少ないんだって。
体重は少し減ってたそうで。
まずまず、ともかく、健やかで毎日を楽しんで暮らしてほしいな。