朝食にはホットコーヒーを添えて。
長年、朝はパンだった。6年前に引っ越してきた時から、オール電化の暮らし。キッチンはIHで、グリルでパンを焼いて、象印のポットでお湯を沸かし、ドリップコーヒーを淹れる。
パン食は血糖値が上がりやすいそうなので、ごく最近はフルーツグラノーラとかその類似品とかに切り替えたのだが、ホットコーヒーは欲しい。夫が朝、淹れてくれるのだが、手間がかかり、淹れている間、ほかのことが出来ないので少々不便に感じていたらしい。
私がやればいいのだけれど、スイッチポンでコーヒーが飲めるならいいかもと、夫が最近購入したのだ。
全自動のコーヒーミル付きだが、まずはいつもの粉で淹れてみる。
いつもはだいたい、無関心な大学生の息子、バイトから帰宅して、第一声、「これ使ってみた?」というので、あれま、関心あるんだ、と少しびっくりした。「じゃあ豆を買ってきてくれれば、なんでも好きなものを。ブルマンとか?」と吹っかけてみると、にや、として後は夫にやらせるばかりだった。拍子抜けだ。
「そう、そのつまみをね、まわして、コーヒー粉の量に合わせて、2とか1とかにして、」
なんて、偉そうに夫に向かって言ってる。
と、スイッチを入れたら、すごい音量で、ガガガ!!!と動き出したが、あまりの激しさに3人とも「???これ大丈夫?」。
どうやら豆じゃないのに、ミルを動かしていたらしい。
驚かすなよ~。
ものの数十秒で入れたお水が沸騰しはじめ、コーヒーの粉を蒸らしていくようだ。いい香りが漂い、幸せな気持ちになる。
私たちはあとは寝るばかりという時間だというのに、コーヒーを飲んだ。
ハンドドリップでは、時折、失敗もあるのだが、やはり今時のマシンは美味しく淹れてくれるものらしい。
粉も水も変わらないのに、味がいい。
こうしたマシンは、手入れも大きなポイントだ。紙のフィルターも要らないが、一度淹れたら、中のトレイを取り出して粉を取り除き、洗い流さなくてはならない。他のコーヒーメーカーより部品が少ないように感じた。蓋を外した中に大きな円のくぼみが二つ、粉を入れるところ、濾過する部分とが一つのトレイのようになっている。まだ湯気が出ているが、プラスチックなので、ふちをもってトレイを取り出して洗い流す。抽出されたコーヒーを受けるガラスサーバーも一緒に洗う。
そんなに手間でもないかも。
息子が笑顔で、飲みたかったから、とか言ってコーヒー豆を買ってくる日が、いつか来ないだろうかぁ。←妄想。
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