とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

子どもの日(2022)

2022-05-05 17:00:45 | 日記
3連休となってホッとした初日。夫がスマホ片手に「帰ってくるみたいね」という。今年就職活動に勤しむ息子のことだ。

就活はひとつ内定をもらったところらしいが、もう1社面接を受けてから今後、最終決定をするようだ。

4日の昼過ぎに帰宅してすぐベッドで横になっていて、夕食時に、「今気が付いた」と部屋から出てきた。
鶏のから揚げとコーンと玉ねぎ、ベーコンのスープ、夫が用意したプチトマト。食後、つれつれと就活状況を話し出した。
私はちょうどエボニーゲームのイベント中で話半分だったが、翌日少し話す時間が持てた。

もう1社の最終面接の日取りが決まったこと。
既に内定をもらった社の担当者が、残業しないようで(?)連絡が取りにくかったこと。
その会社の最近の決算内容や役員の略歴。どの勤務地を希望したいか。
周りの人達の就活状況。
息子自身のお勉強の対象が高分子から構造有機化合物になってたとか。

(こういうのも仕事になるかもなー)
と、漠然と思う。
就活は悩み多いだろう、自分を知り、入社したい会社のことを知らなければ準備したとは言い難いもの。

情報収集の方法も慣れていなければ時間がかかる。
たくさんの選択肢があればいいわけではないが、出会うことに意義を感じたい時期だろうし。

折しも、「悪女(わる)」というドラマを昨夜放送中だった。女性誌に連載されていたマンガが原作で、私はかつてこのマンガがけっこう気に入って読んでいたものだ。へこたれない若い女性の、オカシイと思う感性と行動が。
既にドラマ化されたことがあり、その時の配役も好きだった。倍賞美津子さんや鶴田真由さんが。。
ちなみに、現在の会社社会は、原作とは時代が違うと言っていいくらいの差がある。

『女性は会社では結婚するまでの「腰かけ」でお茶くみとコピー取りくらいしかしない』から『ダイバーシティ(多様化)のために女性がどうキャリアを形成するか』へ変化する今。
この原作ままではダメだろうと思って見たら、やっぱりそこは対応しようとした印象はあるんだけど。
「性別へのバイアスを捨てないといけない」というベタな路線でドラマが進行しており(それしかできないかもしれないけど)、取って付けた感が漂い、せっかくのキャストも活かせてない印象だった。(しかもヒトヤマ超えたところで男性主要キャラが「これからは食事おごるとかお金使うより気を遣え!気を遣うのはタダだ!」と言ってるというおバカぶり。言ってる俳優さんも意味がわかっていないのでは?)

このドラマを見て、私がブツブツつぶやくさま(峰岸女史がまりりんに出世の早道として「掃除のおばさんの顔と名前を憶えて挨拶する」ことを教えたんだよ、とか)を聞き、息子はこう云ったのだった。

「あ~、早く仕事したい…!」

 …やるき満々じゃないか。
去年のうちの新入社員の心そのものじゃないか。
力試ししたい、自分ならこうするのに!という現れじゃないか。

ほんの子どもだったのにねぇ。
社会人30年の私も未だ学ぶこと多い毎日なのに、ねぇ。
と思うのであった。
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