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いなちゃんの脇道

南コ−カサスの旅②アゼルバイジャン

 [表題の写真は石油掘削の櫓、意外と小規模]
 今日は拝火教寺院とヤナル・ダグ(炎が吹き出る山)へ行く。
 地下鉄Koroghlu駅て降り、地下道を西側方向に歩いて地上に出たら広い公園。
 お目当てのバス乗場を探す。少しして大きなバスタ−ミナルを見つけた。
【1〜4番の乗り場があった】

 4番乗場にヤナルダグ行の217番が発車して直ぐ渋滞で止まっている。手を上げたが運転手は駄目の素振り。
 そこへ係りの人か分からないが、おじさんが来て運転手に掛け合ってくれた。
 渋々顔の運転手、バスのドアを開けてくれた。
 私の直ぐ後に地元のおばさんが来たら即バスの扉を開いた。凄い差別、冷たい。
 何処へ行っても大概バスの運転手は観光客には冷たい。
 因みに観光客は私1人だ。
【運転手はサンダルに・・】

 路線バスなので各駅停車、ポンコツ気味のバス、郊外へ出たら道路のそばにはゴミが沢山落ちていたり、ボンネットを開けた故障風の車がいたり、時たま見かける民家は古びた質素な造り、砂埃っぽい中を走る。
 市街地の綺麗な道路や立派な建物群とは随分な違い。
 昨日はリッチな国だなぁと思っていたが、今日は急に開発途上国に来た感じ。凄い落差。
【郊外のあちこちに石油掘削の櫓(車窓からで😂)】

 1時間程走ったか 終点らしい。数人の乗客は皆降りる。運転手は乗り換えろの素振りで147番(確か)のバスを指差す。
 そのバスに乗った。運転手はいない。運転席の横に小銭を綺麗に並べた木箱がある。乗客の女性にその箱を指差し"幾らか?"と目で尋ねると、片手を広げて見せた。0.5マナトらしい。
 運転席が来たので1マナト紙幣(約86円)を渡す。お釣りを硬貨で渡される。
 程なくバスは出発、一駅で止まった。先程の女性が目で"ここだよ"と!
 入り口にインド人風のカップルだけがいる。10時開園まで少し前。
 やがて10時になり9マナト払い入園。
【炎が吹き出るとは大袈裟な(ショボイ)】

【近くで】

 事前に分かってはいたが、他に何も無い。ものの10分程で見学は終わり。
 帰りのバスはいつ来るか分からない。
 グ−グルマップを見ると先程のバス停迄800m! "歩くか"
 歩き始めて5分もしない内に147番のバフが通り過ぎていった。こんなものだ!
 217番のバスでKoroghlu駅に戻る。バスは風を入れるためか扉を開いたまま走る。砂埃が目に入り・・・。
 止まっている車は砂埃が溜まって白く汚れている。
 さて、今度は拝火教寺院へ行く184番のバス乗場を探す。"地球の歩き方"には5番乗場とある。先の地下道を通り東側に出てみる。
 直ぐに看板があるが1〜4番迄で5番が無い。散々探したら1番乗場から184番のバスが出ている。
 184番のバスに乗り終点で降りる。
拝火教寺院は線路を゙挟んだ裏側にある(後で分かった)
 グ−グルマップを頼りに目指す。マップの通り行く、途中民家の中、迷路の様。地元の人に尋ねながら何とか到着。
 帰りに分かったが、マップは反対方向の道を教えてくれたが、単に来た道を少し下り踏切を渡ると直ぐに目に入る。
 ともかく拝火教寺院に着いた。
 拝火教とはゾロアスター教(なんかオドロオドロしたイメージ)。
 火を崇める宗教で、イスラム教が台頭するまで西アジア一帯の主要な宗教だったという。
 さて、チケットの購入場所が分からず右往左往する。入口に居たインド人男性?も俺と同様右往左往。
【KASSAの文字(読めない💦)だけがチケット売り場の印、しかも扉が閉まっている】
【拝火教寺院】
【天然ガスが自然発火した"永遠の炎"を囲み寺院を建設】
【回りを塀の様な物で囲み、小部屋が沢山あり、祈り、居住、馬小屋等があったらしい】

【なんでヒンズー教の神が?】

 インドからヒンズー教徒の巡礼も多かったと云う。
 ここは、ヤナルダグと違い、観光客も多いし、見度頃もそこそこにある。
 拝観料が同じ9マナトなのは?と感じる。
 帰りのバス乗場に向い歩いていると、1人のおじさんが馴れ馴れしく愛想よく声を掛けてきた。
 片言の英語で何処から来たのか?等と肩に手を掛けてきた。むっ怪しい。
 そのうち"腹が減った昼メシを奢ってもくれ"と、断ると"1$くれ"と執拗に迫ってくる。手慣れた感じだ。こちらも意地になる。
 危険とは感じ無いが兎に角しつこい。運転手の居ないバスに乗込み逃げたが、暫く攻防は続いた。
【本日の昼食】

トマトス−プは○、右のアラブリとか云うピラフにチ−ズがかかって様な物△


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