ヒット大地は、動物が大好きだ。
人間よりも好きと言っていいだろう。
動物にはいつも感謝している。
また、動物たちの、幸福を、毎日のように、祈っている。
この動物の範疇には、鳥も昆虫も含まれる。
とにかく、動く生物は、何でも好きだ。
大好きだ。
どのくらい好きか?・・・というと、
チベットに鳥葬というのがあるが、
ヒット大地、自分の死体が、
鳥たちに食われても、
一向に構わないと思っている。
またヒット大地の愛するトラが、
ヒット大地を襲い、
ヒット大地を食べてしまったとしても、
トラなら許せる。
(今のところ、ライオンやハイエナは許せないが)
そもそも、ヒット大地、
死体は、もはやゴミだと思っているので、
どうなろうと知ったこっちゃないというのが、真実だ。
動物から学ぶことは、とても多い。
ヒット大地、動物は人間よりも、心はきれいだと思っている。
どの動物も、宇宙の摂理に従って、淡々と生きているからだ。
これって、予想外に、すばらしいことだ。
雨が降っても、平気。
嵐が来ても、不平を言うわけじゃない。
死期が近づいても、淡々と死ぬだけだ。
そういうところ、ヒット大地、いつも、
空飛ぶ鳥やトンボから、学んでいる。
それに比べ、人間は、なんと、くだらないことに、
神経をすり減らしているのだろうか?
それで、ウツになり、神経症になり、
自殺しているのだから、世話はない。
(実に悲しいことだが・・・)
他にも、動物から学ぶことは、とても多い。
ヒット大地、若い頃は、神経質だった。
床に落ちたものは、食べなかったし、
本を読むとき、ページにツバをつけてめくる・・・なんてことは、
絶対にしなかった。
またレストランで、
箸をテーブルに置くことなんて、できなかった。
理由は、テーブルは、雑巾で拭いてあるからだ。
ところが、ある日、気づいた。
犬やネコは、
床に落ちたものを平気で食べている。
しかも健康だ。
・・・・とすれば、人間だって、
そういうものを食べても、
どってこと、ないんじゃないだろうか?
以来、あまり神経質になることは、止めるようになった。
そう言えば、
ヒット大地の田舎に、すごい子供がいた。
5歳くらいの男の子で、
泥も、ジャリも、どんどん食べてしまうのだ。
泥水もどんどん飲んでしまう。
しかし、彼はとても健康だった。
(こんなこと書いても、誰も、信じないだろうな・・・)
東京調布市で、小5の女児が給食でチーズを食べて、死んだ。
原因はアナフィラクシーショックという食物アレルギーだ。
(この事故は、2012年12月20日に起きた)
最近の子は、本当に、弱い・・・と、つくづく思う。
俺たちの子供時代、
食物アレルギーの子は、いなかった。
アトピー性皮膚炎もなかった。
給食の牛乳を飲めない子なんて、一人もいなかった。
そこで、いろいろ調べると、原因がわかった。
小さい頃、犬や家畜に触れさせると、
食物アレルギーになりにくいとのことだ。
最近は、環境がきれいになりすぎて、
かえって、アレルギー体質になるらしい。
テレビでアレルギー専門医がそう言っていた。
そう言えば、都会には、昆虫も少ないなあ。
ヒット大地、思う。
昆虫だって、きっと人間の体にいいことしているに違いない。
蚊に刺されるのだって、アリに咬まれるのだって、
体にとっては、いい訓練(免疫という)になるのだろう。
ヒット大地がとくに、尊敬する昆虫がいる。
ミミズだ。
ミミズは、畑に滋養を与える。
ヒット大地、ミミズを見ると、愛しくて仕様がない。
多ければ多いほどいい。
1000匹、10000匹・・・ウハウハ、喜びがこみ上げてくる。
ただしヒット大地が、嫌いな昆虫もいる。
ゴキブリだ。
ゴキブリは昔、ヒット大地のキンタマを、
かじったことがあるからだ。
キンタマを丸出しで寝ていたヒット大地も
油断していたが、
キンタマをかじるゴキブリも、
やりすぎだ。
すごく痛かった。
捕まえてみると、
卵を宿したメスのゴキブリだった。
ヒット大地、メスには、ひどい目に遭う運命にあるようだ。
しかし、5ひどい目に遭っても、100いいこともあるので、
メスとは付き合っていられるのだろう。
人間のメスも、しばしば
死ぬほど臭いスカシッペを、かますものの、
それでも、可愛いもんだ。
ライオンにかまれて血を流しながらニコニコして可愛がっていたほどだ・・。
スタッフのやった動物王国で失敗し、多額の借金を背負い、
「あきる野(の動物王国)は、僕がやったものじゃない。なのに、借金が全部こっちに来ちゃった。本当にひどい話。借金の総額は……。他人は色々言うんです。知りもしないくせにね」
返済状況については、
「僕は男だからね。うちにいた人間が作った借金は全部責任を持ちます。それが男としての生きざまだからね。クソみたいな連中が作った借金であろうと、責任を持たなければならない。それだけの話。借金返済は、だいたい目処がつきました。今月くらいでなくなるようです」
8年間かかったとはいえ、自己破産もせずに億単位の借金を1人で返済したというのである。80歳になったら、好きなことをやりたいと公言していた畑氏は、
「あきる野で失敗して馬鹿なことになる前、自分の生活を変えようと思っていました。半年海外に住んで、残りは日本に帰ってくるという生活をね。80歳になったらそういう生活をしたいと思います」
海外でも執筆活動が中心というが、何を書くのか。
「書きたいことはいっぱい残っています。内容は明かせませんが、30年間、毎年1カ月以上取材しているのにまだ1行も書いていないものがある。それは世に残したいというより、書きたいという気持ちが強いのですよね」
傘寿を前に、このバイタリティー。いやはや、頭が下がるばかりだ。
動物王国は、当初、年間30万人の客を見込んだが、12万人。
日本人は、なんだかんだおっても、外国人と比べて動物に冷酷だからだ!
ムツゴロウは本当に大したものだ。
s真の動物好きなんやな・。