(今日は大晦日。だから、あえて神様のことを、考えてみよう。
俺たちは、死後、神様や閻魔様の裁きを受ける。最後の審判だ。
将来必ず来る、そのときのことを思って、読んでほしい)
神様はとても厳しい方だ。
神に従わない者は、
苦しみを与え、
殺し、
滅亡させる。
その代わり、
神に従う者に対しては、
喜びを与え、
望みを叶える。
神は万人を、
平等に愛しておられる。
だから、俺たち人間も、
自分だけ栄えようとしても、
それは神のご意志に反する。
だから俺たちは、
もしたまたま富者になったときは、貧者に施しを与え、
もしたまたま権力者になったときは、弱者のための政治をしないといけない。
それが神のご意志だ。
そういう役割を演じさせるために、
神様が、一人ひとりの人間に、配役を与えただけの話だ。
ところで、本来、この世には、悪はない。
ただ、人間はバカなので、
使い方を知らないだけだ。
青酸カリも、金属メッキには必要だし、
カビも、抗生物質の原料となる。
ウンチも肥料になるし、
ゴキブリだって、漢方薬になる。
またゴキブリは、寂しい者の無聊を慰める。
悪を悪にしているのは人間であり、
人間は他人を憎み、
「あいつは、悪いヤツだ」と言っているが、
悪の観念は、自分の心が作り出したものにすぎない。
万人が差別をせずに、慈しみあい、
互いの幸福を願うことが必要だ。
しかし、人間は不完全な存在なので、
時には、厳しく意見をし、
それを素直に、受け入れる態度も必要だ。
いかに心配事があっても、
まず神に従うことだ。
すると、その後に、運命は着いてくる。
むろん、お金も着いてくる。
世の中には、逆な輩(ヤカラ)が多い。
物不足になると、
すぐに買占めに走る悪徳業者がいる。
それらは最も、神が忌み嫌うものである。
自分の名誉のために、
政治家になる者がいる。
それらは最も、神が忌み嫌うものである。
権力者は、
世の平和と安寧と、
弱者救済のために、
汗をかくべきなのだ。
たまさか、
お金を儲けたら、
生きるために必要な分は仕方ないが、
残りの少なくとも1割は、神のために使うべきなのだ。
すべては神から発する。
すべての権力は神から発する。
人間のパワーは、ゼロだ。
いかに有卦に入っているときであろうとも、
そのことだけは忘れちゃアカン!!