♪大地一人のスカイツリー暮色♪

有料版/運命鑑定
http://lovewind777.web.fc2.com/hit/src/love.html

京大卒の厩務員

2013-09-16 06:22:52 | 日記

 

栗東トレーニングセンターの加藤敬二厩舎。

 

ここに、京大卒の女性厩務員・石倉幹子がいた。

 

彼女は、きわめて優秀な厩務員であり、

なんとG1馬を二頭も管理した。

 

ノースフライトとエリモエクセルである。

 

とくにノースフライトは、

11戦8勝、2着2回の史上最高の名牝の一頭だった。

 

石倉幹子は京大の馬術部出身であり、

自らの意志で、この仕事を選んだ。

 

しかし、周りのマスコミは

五月のハエのようにうるさかった!

 

「京大出たのに、なんで、厩務員をやってるの?」

・・・・同じ質問を、何度も何度も繰り返した。

 

理由は簡単だろ、ボケ!

 

馬が好きだから!

・・・・これが理由だぜ!

 

石倉幹子は最初、冷静に、

そのように答えていた。

 

しかし、あまりに何度も同じ質問をされるので、

最後は、ぶっきらぼうに答えるようになった。

(かわいそうよのぉ)

 

そして優秀な厩務員にもかかわらず、

結局、退職してしまった。

(退職の詳しい理由はわからないが)

 

 

先日、俺は、「高学歴は、つぶしが利かない」と書いた。

 

つまり、一度高学歴を得てしまうと、

石倉のように、好きでたまらない仕事なのに、

世の中には、「それをジャマするバカが、たくさんいる」・・・・ということだ。

 

話は変わるが

実は俺、

タワー・クレーンの免許を持っている。

 

20歳のころ、建築現場でバイトをし、

面白そうなので、免許をとったんだ。

 

俺は、クレーンの教習所では、

「開校以来の優秀な学生」だった(と、教員は言ってくれた。

「ウチの教官にならないか」ともマジメに誘われた)。

 

(ついでに言うと、縁日の「ヨーヨーすくい」も、20個、すくえる)

 

 

俺自身、クレーンが大好きだった。

 

しかし、東大卒でクレーン運転士となると、

入社してからも、なにかと問題がありそうで、

踏ん切りがつかず、

結局、クレーンの仕事は、やらなかった。

 

実は今でも、俺はタワー・クレーンの仕事がしたい!!!!

すッごくしたい!

(タワー・クレーンは、天井式クレーンとも言い、工場内でも大活躍だ)

 

誰か、雇ってくれないかな?

今でも、マジメにそう思っている。

一生懸命、働くだろう!

 

高学歴は、ある意味で、本当に生きるのが大変だ。

 

しかも石倉のように、

きわめて優秀な厩務員でさえ、

「ジャマをされまくり、結局、排除されてしまう」。

(繰り返すが、G1馬を二頭も管理するなんて、もはや天職ではないか!だろ?)

 

自分の好きな仕事をすること・・・・これが、人生で最も楽しいことではないか!

だろ?

 

なのに、世の中のバカどもは、それをジャマするのだ。

 

東大卒の大工や左官屋がいてもいいではないか!

 

京大卒のすし屋や演歌歌手がいてもいいではないか!

 

なんで、世間は、幸福を追求する権利を奪おうとするんだろう?

 

 

 


最新の画像もっと見る