今回の奈良、京都、大阪の旅で、楽しみな展覧会は二つ
一つは、大阪中之島美術館の
「塩田千春展」、もう一つは、細見美術館の「春画展」です
どちらも素晴らしい内容でした
まずは、大阪から…
ダイビルの2階から中之島美術館へ、ペデストリアンデッキを歩いて到着
『塩田千春(1972年生まれ)の出身地・大阪で、16年ぶりに開催する大規模な個展です。現在ベルリンを拠点として国際的に活躍する塩田は、「生と死」という人間の根源的な問題に向き合い、作品を通じて「生きることとは何か」、 「存在とは何か」を問い続けています。本展は、全世界的な感染症の蔓延を経験した私たちが、否応なしに意識した他者との「つながり」に、3つの【アイ】-「私/I」、「目/EYE」、「愛/ai」を通じてアプローチしようというものです。それぞれの要素はさまざまに作用し合いながら、わたしたちと周縁の存在をつないでいると考えます。インスタレーションを中心に絵画、ドローイングや立体作品、映像など多様な手法を用いた作品を通じて、本展が 「つながる私」との親密な対話の時間となることでしょう。』展覧会HPより
塩田千春 インターライン 2022/2024
彼女の作品には、それを見て、そこに入って、それに包まれる、根源的身体性の感動がある
塩田千春 巡る記憶 2022/2024
私の記憶のしずくが水盤に落ち、波紋が広がり、白い糸に伝播する
塩田千春 多様な現実 2022/2024
塩田千春 絵画作品 「無題」「風景」1992
塩田千春 ウォール 2010
私の体は無数の血管で出来ている、体に血が流れ、体を巡る、私の体は私の血の壁でもある
塩田千春 他者の自分 2024
私とは何か、私の臓器は、生と死を繋いで新しい命を育んでいる
塩田千春 第二の皮膚 2023
塩田千春 The Eye of the Storm
2022/2024
(ネット画像を借用)
会場映像、多和田葉子との対談
★★★★★
ランチへつづく