江口寿史(えぐちひさし)
1956年3月熊本県水俣市生まれ
中学3年生で千葉県野田市に転居
千葉県立柏高校卒業
《 このたび、漫画家・イラストレーターとして活躍する江口寿史氏の展覧会「江口 寿史イラストレーション展 彼女」を開催いたします。本展は2018年春、 金沢21 世紀美術館で開催した同名の展覧会の好評に応え、その後の新作を加えてあらた めて大規模に紹介するものです。
本展は、江口氏が「それ以上に描きたいものはない」という“女性のイメージ に焦点を当てました。 手描きの時代からパソコンで仕上げる時代へ、 漫画からイ ラストへ 江口氏の制作手法や発表の場は変遷してきましたが、 その画業を貫 く常に変わらない熱い想いが、本展に添えたこの言葉に溢れています。
一世界の誰にも描けない君の絵を描いている。
ギャグ漫画家としてデビューし、いまや日本を代表するイラストレーターとして も活躍する江口氏が、45年にわたって綴った500人の「彼女」たち。 その果てない 進化の旅をお楽しみください。
千葉県立美術館長 》
あいさつより抜粋
「リアルワインガイド」の表紙シリーズ
第5章 青春「音楽とファッション2000年〜」
大きなヘッドフォンありましたね…
ワイヤレスイヤホンから少し前なのに既にラジカセ同様に
文化遺産?
第6章 慈愛「いまを生きる彼女たち2014年〜」
珍しく色っぽいロングヘア
江口寿史の描くイラストは
現代の美人画、浮世絵ですね
彼の描く女性は、男性が欲望の眼で見る「女」ではなく、江口の憧れの眼で見た倒錯的自己愛の「女」
ただし、彼の倒錯的自己愛は少女からほぼ20代に限定、
「妻」や「母」ではなく、あくまで「彼女」なのです