岐阜県現代陶芸美術館の開館20周年を記念して2023年2月11日に開催された『超絶技巧』シリーズ第3弾「超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA」。長野県立美術館、あべのハルカス美術館に巡回し、三井記念美術館に到着。この後は、富山県水墨美術館に巡回する。
福田亨 吸水 2022年 木彫
前原冬樹 《一刻》スルメに茶碗
2022年 木彫
前原冬樹 《一刻》グローブとボール 2022年 木彫
サリンジャーの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」て”僕“が書いた描写的な作文『野球のグローブ』を思い出した
『前原冬樹(まえはら ふゆき、1962年 〜)は、東京都出身の芸術家、彫刻家。
日本大学藝術学部を中退後、80年にプロボクサーとしてデビュー。その後、10年間ボクサーとして活動した。
引退後、サラリーマンを経験した後7浪の末、32歳で東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻に入学し、98年に卒業。卒業制作は半立体ともいうべき作品だったが、その後は木彫に転じ以後、驚異的な一木造りの作品を発表してきた。』引用元ウィキペディア
大竹亮峯 月光 2020年
木彫
一年に一回だけ、夜に咲く”月下美人“ 花は鹿の角を削り出した、花器に水を注ぐと花が開く仕掛け
吉田泰一郎 夜霧の犬 2020年
金工
長谷川清吉 真鍮製爪楊枝 2023年
金工
盛田亜耶 ヴィーナスの誕生Ⅱ
2022年 切り絵
青木美歌 あなたと私の間に 2017年 ガラス
2006 graduated from Musashino Art university Glass course in Tokyo
2022.6.15 Died from illness
渡辺省亭 牡丹に蝶の図 1893年
突然、渡辺省亭が出てきてびっくりしました
明治工芸の七宝で濤川惣助(なみかわそうすけ)の作品が展示されており、迎賓館花鳥の間の下絵を渡辺省亭が描いた関連だろう
渡辺省亭(わたなべ せいてい、嘉永4年〜大正7年 1851〜1918 )
幕末から明治期の万国博覧会で世界を驚かせた、明治工芸の超絶技巧
そのDNAを引き継ぎ、現代の超絶技巧を見せる若き芸術家たち
★★★★★
驚きの作品が目白押し
お勧めします